処方薬
アーチスト錠10mg
先発

アーチスト錠10mgの基本情報

アーチスト錠10mgの概要

商品名 アーチスト錠10mg
一般名 カルベジロール錠
薬価・規格 37.2円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 第一三共
ブランド アーチスト錠10mg 他
YJコード 2149032F1021
レセプト電算コード 612140702
識別コード D318
添付文書PDFファイル

アーチスト錠10mgの主な効果と作用

  • 息切れ、むくみなどの心不全の症状をやわらげるお薬です。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓に働いて血液の拍出量を減らし、血圧を下げ、心臓の負担を少なくする働きがあります。
  • 心臓の負担を少なくし、心拍数を下げる働きがあります。
  • 心臓に働いて血液の拍出量を減らしたり、血管をひろげて、血圧を下げる働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

アーチスト錠10mgの用途

アーチスト錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眩暈、倦怠感、眠気、頭痛、徐脈、発疹、過敏症、喘息様症状、低血圧、悪心、動悸

起こる可能性のある重大な副作用

心不全、γ-GTP上昇、高度徐脈、ショック、完全房室ブロック、心停止、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、急性腎不全、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、アナフィラキシー

上記以外の副作用

血糖値上昇、尿糖、総コレステロール上昇、クレアチニン上昇、呼吸困難、頻脈、心房細動、LDH上昇、そう痒感、期外収縮、脚ブロック、血圧上昇、四肢冷感、咳嗽、不眠、胃部不快感、尿酸上昇、CK上昇、CPK上昇、Al-P上昇、カリウム上昇、腎機能障害、BUN上昇、蛋白尿、貧血、浮腫、疲労感、胸痛、狭心症、糖尿病悪化、失神、房室ブロック、心胸比増大、顔面潮紅、鼻閉、抑うつ、異常感覚、四肢のしびれ感、嘔吐、低血糖、トリグリセリド上昇、カリウム低下、ナトリウム低下、尿失禁、頻尿、血小板減少、霧視、涙液分泌減少、脱力感、勃起不全、疼痛、発汗、口渇、下痢、息切れ、注意力低下、便秘、食欲不振、腹痛、白血球減少、耳鳴

アーチスト錠10mgの用法・用量

  • 1.本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症:カルベジロールとして、1回10~20mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.狭心症:カルベジロールとして、1回20mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 3.虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全:カルベジロールとして、1回1.25mg、1日2回食後経口投与から開始する
  • 1回1.25mg、1日2回の用量に忍容性がある場合には、1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する
  • 用量の増減は必ず段階的に行い、1回投与量は1.25mg、2.5mg、5mg又は10mgのいずれかとし、いずれの用量においても、1日2回食後経口投与とする
  • 維持量として1回2.5~10mgを1日2回食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により、開始用量は更に低用量としてもよい
    • また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減する
  • 4.頻脈性心房細動:カルベジロールとして、1回5mgを1日1回経口投与から開始し、効果が不十分な場合には10mgを1日1回、20mgを1日1回へ段階的に増量する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は20mgを1日1回までとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アーチスト錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 著しい洞性徐脈
    • 過敏症
    • 肺高血圧による右心不全
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞房ブロック
    • 高度徐脈
    • 房室ブロック<2~3度>
    • 未治療の褐色細胞腫
    • 強心薬を静脈内投与する必要のある心不全
    • 血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全
    • 非代償性心不全
    • 手術前48時間
    • 栄養状態不良
    • 過度に血圧の低い
    • 間欠性跛行症
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 徐脈
    • 特発性低血糖症
    • 房室ブロック<1度>
    • 末梢循環障害
    • レイノー症候群
    • 絶食状態
    • 糖尿病を合併した慢性心不全
    • 褐色細胞腫
    • 虚血性心疾患
    • 甲状腺中毒症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 高齢の重症慢性心不全(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 高齢者(65歳〜)

アーチスト錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 過剰の抑制
レセルピン 過剰の抑制
血糖降下剤 血糖降下作用が増強
カルシウム拮抗剤 相互に作用が増強され心不全や低血圧を引き起こす
ベラパミル 相互に作用が増強され心不全や低血圧を引き起こす
ヒドララジン塩酸塩 本剤の作用が増強
シメチジン 本剤の作用が増強
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 本剤の作用が増強
塩酸パロキセチン水和物 本剤の作用が増強
クロニジン塩酸塩 中止後のリバウンド現象を増強
クラス1抗不整脈剤 過度の心機能抑制作用
ジソピラミド 過度の心機能抑制作用
プロカインアミド塩酸塩 過度の心機能抑制作用
アミオダロン塩酸塩 心刺激伝導抑制障害<徐脈・心停止等>
シクロスポリン 血中濃度が上昇
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
ジギタリス剤 心刺激伝導抑制障害<徐脈・房室ブロック等>、濃度が上昇し中毒症状
ジゴキシン 心刺激伝導抑制障害<徐脈・房室ブロック等>、濃度が上昇し中毒症状
降圧利尿剤 降圧作用が増強
交感神経作動薬 血圧上昇
エピネフリン 血圧上昇
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の降圧作用が減弱

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アーチスト錠10mgに関係する解説

αβ遮断薬

  • アーチスト錠10mgは、αβ遮断薬に分類される。
  • αβ遮断薬とは、β1受容体遮断作用による心機能の抑制とα1受容体の遮断作用による血管拡張作用などにより、高血圧症や狭心症などを改善する薬。

αβ遮断薬の代表的な商品名

  • アーチスト
  • アロチノロール
  • カルバン
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