セリプロロール塩酸塩錠200mg「CH」に関係する解説
β遮断薬
- セリプロロール塩酸塩錠200mg「CH」は、β遮断薬に分類される。
- β遮断薬とは、交感神経のβ受容体への遮断作用により血圧や心拍数などを抑えることで高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などを改善する薬。
β遮断薬の代表的な商品名
- インデラル
- テノーミン
- メインテート、ビソノ
- セロケン、ロプレソール
- ハイパジール
商品名 | セリプロロール塩酸塩錠200mg「CH」 |
---|---|
一般名 | セリプロロール塩酸塩200mg錠 |
薬価・規格 | 17.4円 (200mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
製造会社 | 長生堂製薬 |
ブランド | セリプロロール塩酸塩錠100mg「CH」 他 |
YJコード | 2149029F2115 |
レセプト電算コード | 621249103 |
識別コード | @56 |
発疹、皮膚そう痒感、動悸、胸痛、徐脈、血圧低下、顔面潮紅、心胸郭比増大、咳、喘息、息切れ
心不全、房室ブロック、洞房ブロック
鼻汁、鼻閉感、喘鳴、眩暈、頭痛、しびれ、震え、不眠、眠気、抑うつ症状、嘔気、口渇、腹痛、下痢、消化不良、涙液分泌減少、霧視、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝機能異常、クレアチニン上昇、蛋白尿、BUN上昇、腎機能異常、倦怠感、中性脂肪上昇、総コレステロール上昇、尿酸上昇、CK上昇、CPK上昇、浮腫、関節痛、白血球減少、高血糖悪化、腓腹筋痙攣、こむらがえり、筋肉痛、脱力感、味覚異常
薬剤名 | 影響 |
---|---|
カルシウム拮抗剤 | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
ベラパミル | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
ジルチアゼム | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
交感神経遮断剤 | 過剰の交感神経抑制 |
レセルピン | 過剰の交感神経抑制 |
麻酔剤 | 過剰の交感神経抑制 |
エーテル | 過剰の交感神経抑制 |
血糖降下剤 | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
インスリン製剤 | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
トルブタミド | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
アセトヘキサミド | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
クロニジン塩酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象を増強 |
グアナベンズ酢酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象を増強 |
クラス1抗不整脈剤 | 過度の心機能抑制 |
リン酸ジソピラミド | 過度の心機能抑制 |
プロカインアミド塩酸塩 | 過度の心機能抑制 |
アジマリン | 過度の心機能抑制 |
アミオダロン塩酸塩 | 過度の心機能抑制 |
β-遮断剤 | 血圧が上昇 |
ジギタリス剤 | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
ジゴキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
メチルジゴキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
非ステロイド系抗炎症剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
インドメタシン製剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用を増強 |
血圧降下剤 | 降圧作用を増強 |
硝酸剤 | 降圧作用を増強 |