セレクトール錠200mgに関係する解説
β遮断薬
- セレクトール錠200mgは、β遮断薬に分類される。
- β遮断薬とは、β受容体遮断作用により血圧、心拍数などを抑えることで高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などを改善する薬。
β遮断薬の代表的な商品名
- インデラル
- テノーミン
- メインテート、ビソノ
- セロケン、ロプレソール
- ハイパジール
商品名 | セレクトール錠200mg |
---|---|
一般名 | セリプロロール塩酸塩錠 |
薬価・規格 | 42.4円 (200mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
![]() |
製造会社 | 日本新薬 |
ブランド | セレクトール錠100mg 他 |
YJコード | 2149029F2026 |
レセプト電算コード | 612140696 |
識別コード | @229 |
眩暈、頭痛、動悸、倦怠感、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝機能異常、中性脂肪上昇、総コレステロール上昇
房室ブロック、洞房ブロック、心不全
尿酸上昇、CK上昇、CPK上昇、霧視、味覚異常、発疹、皮膚そう痒感、胸痛、徐脈、血圧低下、顔面潮紅、心胸郭比増大、咳、喘息、息切れ、鼻汁、鼻閉感、喘鳴、しびれ、震え、不眠、眠気、抑うつ症状、嘔気、口渇、腹痛、下痢、消化不良、涙液分泌減少、クレアチニン上昇、蛋白尿、BUN上昇、腎機能異常、浮腫、関節痛、白血球減少、高血糖悪化、腓腹筋痙攣、こむらがえり、筋肉痛、脱力感
薬剤名 | 影響 |
---|---|
カルシウム拮抗剤 | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
ベラパミル | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
ジルチアゼム | 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全 |
交感神経遮断剤 | 過剰の交感神経抑制 |
レセルピン | 過剰の交感神経抑制 |
麻酔剤 | 過剰の交感神経抑制 |
エーテル | 過剰の交感神経抑制 |
血糖降下剤 | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
インスリン製剤 | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
トルブタミド | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
アセトヘキサミド | 血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
クロニジン塩酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象を増強 |
グアナベンズ酢酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象を増強 |
クラス1抗不整脈剤 | 過度の心機能抑制 |
リン酸ジソピラミド | 過度の心機能抑制 |
プロカインアミド塩酸塩 | 過度の心機能抑制 |
アジマリン | 過度の心機能抑制 |
アミオダロン塩酸塩 | 過度の心機能抑制 |
β-遮断剤 | 血圧が上昇 |
ジギタリス剤 | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
ジゴキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
メチルジゴキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
非ステロイド系抗炎症剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
インドメタシン製剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用を増強 |
血圧降下剤 | 降圧作用を増強 |
硝酸剤 | 降圧作用を増強 |