処方薬
エブランチルカプセル30mg

エブランチルカプセル30mgの基本情報

エブランチルカプセル30mgの概要

商品名 エブランチルカプセル30mg
一般名 ウラピジル徐放カプセル
薬価・規格 35.4円 (30mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > 徐放カプセル
内用薬 > カプセル剤 > 徐放カプセルのアイコン
製造会社 科研製薬
ブランド エブランチルカプセル15mg 他
YJコード 2149020N2038
レセプト電算コード 620005936
識別コード KC154
添付文書PDFファイル

エブランチルカプセル30mgの主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 尿の出が悪い、残尿感、トイレが近いなどの症状を改善するお薬です。
  • 尿道や前立腺の筋肉の強い緊張をやわらげ、尿道内部の圧力を下げる働きがあります。
  • 末梢の血管をひろげて血圧を下げる働きがあります。

エブランチルカプセル30mgの用途

エブランチルカプセル30mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、頭痛、頭重、めまい、ふらつき、不眠、立ちくらみ、動悸、ほてり、のぼせ

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、著しいAl-P上昇

上記以外の副作用

胸部不快感、低血圧、嘔気、嘔吐、口渇、胃部不快感、下痢、腹痛、LDH上昇、過敏症、発疹、倦怠感、浮腫、鼻閉、CK上昇、Al-P上昇、しびれ感、眠気、肩こり、意識喪失、頻脈、腹部膨満感、便秘、食欲不振、尿蛋白増加、頻尿、尿失禁、好中球減少、血小板減少、そう痒、耳鳴、息切れ、かすみ目

エブランチルカプセル30mgの用法・用量

  • 〈本態性高血圧症、腎性高血圧症、褐色細胞腫による高血圧症〉通常成人には、ウラピジルとして1日30mg(1回15mg1日2回)より投与を開始し、効果が不十分な場合は1~2週間の間隔をおいて1日120mgまで漸増し、1日2回に分割し朝夕食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 〈前立腺肥大症に伴う排尿障害〉通常成人には、ウラピジルとして1日30mg(1回15mg1日2回)より投与を開始し、効果が不十分な場合は1~2週間の間隔をおいて1日60~90mgまで漸増し、1日2回に分割し朝夕食後経口投与する
    • なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は90mgまでとする
  • 〈神経因性膀胱に伴う排尿困難〉通常成人には、ウラピジルとして1日30mg(1回15mg1日2回)より投与を開始し、1~2週間の間隔をおいて1日60mgに漸増し、1日2回に分割し朝夕食後経口投与する
    • なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は90mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エブランチルカプセル30mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エブランチルカプセル30mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 過度の降圧
フロセミド 過度の降圧
血圧降下剤 過度の降圧
ニフェジピン 過度の降圧
PDE5阻害薬 症候性低血圧
シルデナフィル 症候性低血圧
塩酸バルデナフィル 症候性低血圧

エブランチルカプセル30mgと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

エブランチルカプセル30mgに関係する解説

α1遮断薬(前立腺肥大症治療薬)

  • エブランチルカプセル30mgは、α1遮断薬(前立腺肥大症治療薬)に分類される。
  • α1遮断薬(前立腺肥大症治療薬)とは、前立腺や尿道のα1受容体を遮断し、前立腺の縮小、尿道の拡張などにより前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する薬。

α1遮断薬(前立腺肥大症治療薬)の代表的な商品名

  • ハルナール
  • フリバス
  • ユリーフ
  • エブランチル
  • ミニプレス
α1遮断薬(前立腺肥大症治療薬)についての詳しい解説を見る

α1遮断薬(高血圧治療薬)

  • エブランチルカプセル30mgは、α1遮断薬(高血圧治療薬)に分類される。
  • α1遮断薬(高血圧治療薬)とは、体内の血管収縮に関わる作用を抑え、血管を広げて血圧を下げる薬。

α1遮断薬(高血圧治療薬)の代表的な商品名

  • エブランチル
  • カルデナリン
  • デタントール
  • ミニプレス
  • バソメット
α1遮断薬(高血圧治療薬)についての詳しい解説を見る