処方薬
ローガン錠10mg
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ローガン錠10mgの基本情報

ローガン錠10mgの概要

商品名 ローガン錠10mg
一般名 アモスラロール塩酸塩錠
薬価・規格 18.9円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 LTLファーマ
YJコード 2149018F1021
レセプト電算コード 612140481
識別コード @710
添付文書PDFファイル

ローガン錠10mgの主な効果と作用

  • 心臓の収縮をゆっくりさせて、血圧を下げる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。

ローガン錠10mgの用途

ローガン錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、頭痛、眠気、めまい、立ちくらみ、徐脈、動悸、AST上昇、ALT上昇、嘔気

上記以外の副作用

食欲不振、鼻閉、倦怠感、浮腫、霧視、発赤、そう痒、頭重感、不眠、耳鳴り、しびれ、胸部圧迫感、心不全、涙液分泌減少、眼のしょぼしょぼ感、Al-P上昇、LDH上昇、喘息様症状、嘔吐、腹痛、口渇、下痢、頻尿、尿失禁、CK上昇、抗核抗体陽性化、脱力感、唇の荒れ、舌荒れ、ほてり

ローガン錠10mgの用法・用量

  • 通常成人にはアモスラロール塩酸塩として1日20mgより投与を開始し、効果不十分な場合は1日60mgまで漸増し、1日2回に分割、経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ローガン錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 著しい洞性徐脈
    • 肺高血圧による右心不全
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞房ブロック
    • 高度徐脈
    • うっ血性心不全
    • 房室ブロック<2・3度>
    • 褐色細胞腫の手術時に使用する場合を除き手術前24時間
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な肝機能障害
    • 長期間絶食状態
    • 特発性低血糖症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ローガン錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 過度の交感神経抑制
レセルピン 過度の交感神経抑制
血糖降下剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
インスリン製剤 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
グリベンクラミド 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
アセトヘキサミド 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
カルシウム拮抗剤 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ベラパミル 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
ジルチアゼム 徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
クラス1抗不整脈剤 過度の心機能抑制
ジソピラミド 過度の心機能抑制
プロカインアミド塩酸塩 過度の心機能抑制
アジマリン 過度の心機能抑制
降圧作用を有する薬剤 本剤の降圧作用が増強
血圧降下剤 本剤の降圧作用が増強
硝酸剤 本剤の降圧作用が増強

ローガン錠10mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 18.9円 (10mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 LTLファーマ
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ローガン錠10mgに関係する解説

αβ遮断薬

  • ローガン錠10mgは、αβ遮断薬に分類される。
  • αβ遮断薬とは、β1受容体遮断作用による心機能の抑制とα1受容体の遮断作用による血管拡張作用などにより、高血圧症や狭心症などを改善する薬。

αβ遮断薬の代表的な商品名

  • アーチスト
  • アロチノロール
  • カルバン
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