処方薬
アデカット7.5mg錠
先発

アデカット7.5mg錠の基本情報

アデカット7.5mg錠の概要

商品名 アデカット7.5mg錠
一般名 デラプリル塩酸塩錠
薬価・規格 14.4円 (7.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 武田テバ薬品
ブランド アデカット7.5mg錠 他
YJコード 2144004F1023
レセプト電算コード 612140492
識別コード @221
添付文書PDFファイル

アデカット7.5mg錠の主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 末梢の血管をひろげて血圧を下げる働きがあります。

アデカット7.5mg錠の用途

アデカット7.5mg錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、過敏症、発疹、そう痒、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、頭重、不眠、眠気

起こる可能性のある重大な副作用

血管浮腫、呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、急性腎障害、高カリウム血症

上記以外の副作用

肩こり、しびれ感、耳鳴、悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胸やけ、下痢、便秘、ほてり、のぼせ感、動悸、白血球減少、貧血、好酸球増多、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、咳、咽頭痛、倦怠感、発汗、血清カリウム上昇、総コレステロール上昇、尿酸上昇、尿糖、抗核抗体陽性、息切れ、四肢疼痛、筋痙攣、腹痛、口渇、口内炎、味覚異常、腹部膨満感、胸部痛、血小板減少、黄疸、脱力感、嗄声、低血糖

アデカット7.5mg錠の用法・用量

  • 成人には、デラプリル塩酸塩として通常1日30~60mgを朝夕の2回に分割経口投与する
  • ただし、1日15mg(分2)から投与を開始し、最大投与量は1日120mg(分2)とする
    • なお、安定した降圧効果が得られた場合には、1日量またはその半量の朝1回のみの投与とすることができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アデカット7.5mg錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 血管浮腫
    • アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中
    • 遺伝性血管浮腫
    • 後天性血管浮腫
    • 特発性血管浮腫
    • 薬剤による血管浮腫
    • デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中
    • アリスキレンフマル酸塩投与中
    • 高カリウム血症
    • 両側性腎動脈狭窄
    • 片腎で腎動脈狭窄
    • 手術前24時間
    • 重篤な腎機能障害
    • 血清クレアチニン値が3mg/dL以上
    • 血液透析中
    • 厳重な減塩療法中
    • 重症高血圧症
    • 腎機能障害
    • 脳血管障害
    • 薬剤過敏症
    • 血清カリウム値が高くなりやすい
    • コントロール不良の糖尿病
    • 最近利尿降圧剤投与を開始

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アデカット7.5mg錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
インスリン製剤 低血糖
経口血糖降下剤 低血糖
アリスキレンフマル酸塩 非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
カリウム保持性利尿剤 血清カリウム値が上昇
スピロノラクトン 血清カリウム値が上昇
トリアムテレン 血清カリウム値が上昇
エプレレノン 血清カリウム値が上昇
カリウム補給剤 血清カリウム値が上昇
トリメトプリム 血清カリウム値が上昇
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 血清カリウム値が上昇
降圧利尿剤 降圧作用が増強
フロセミド 降圧作用が増強
トリクロルメチアジド 降圧作用が増強
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
リチウム製剤 他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用によりリチウム中毒
非ステロイド系抗炎症剤 降圧作用が減弱、さらに腎機能が悪化
インドメタシン製剤 降圧作用が減弱、さらに腎機能が悪化
カリジノゲナーゼ製剤 過度の血圧低下

アデカット7.5mg錠と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 35.6円 (30mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 武田テバ薬品
    先発
  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 23.0円 (15mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 武田テバ薬品
    先発
  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 14.4円 (7.5mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 武田テバ薬品
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る

アデカット7.5mg錠に関係する解説

ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)

  • アデカット7.5mg錠は、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)に分類される。
  • ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)とは、体内の血圧を上げる物質(アンジオテンシンII)の生成を抑えることにより血圧を下げる薬。

ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)の代表的な商品名

  • エースコール
  • タナトリル
  • レニベース
  • コバシル
ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)についての詳しい解説を見る