処方薬
ルネトロン注射液0.5mg
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ルネトロン注射液0.5mgの基本情報

ルネトロン注射液0.5mgの概要

商品名 ルネトロン注射液0.5mg
一般名 ブメタニド注射液
薬価・規格 58.0円 (0.5mg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 第一三共
ブランド ルネトロン錠1mg 他
YJコード 2139400A1039
レセプト電算コード 620007548
添付文書PDFファイル

ルネトロン注射液0.5mgの主な効果と作用

  • 腎臓に働いて尿の量を増やし、余分な水分や塩分を排泄する働きがあります。
  • むくみをとるお薬です。

ルネトロン注射液0.5mgの用途

  • 腹水
  • 肝性浮腫
  • 心性浮腫
  • 腎性浮腫

ルネトロン注射液0.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

倦怠感、口渇、悪心、過敏症、発疹、皮膚そう痒感、代謝異常、低ナトリウム血症、低カリウム血症、低クロル性アルカローシス、電解質失調

起こる可能性のある重大な副作用

脱水症状

上記以外の副作用

高尿酸血症、高尿素窒素血症、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、手指振戦、脱力感、筋肉痛、腹痛、耳鳴、難聴、耳鳴悪化、難聴悪化、知覚異常、筋痙攣、心窩部痛、糖尿、好酸球増多、関節痛、高血糖症、眩暈、ふらつき、頭痛、動悸

ルネトロン注射液0.5mgの用法・用量

  • 1日ブメタニドとして0.5~1mgを連日又は隔日に、静脈内又は筋肉内に投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ルネトロン注射液0.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 肝性昏睡
    • 無尿
    • 体液中のカリウム減少
    • 体液中のナトリウム減少
    • デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎障害
    • 進行した肝硬変症
    • 痛風
    • 糖尿病
    • 利尿剤の連続投与
    • 痛風素因

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ルネトロン注射液0.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> 低ナトリウム血症
カテコールアミン製剤 作用を減弱
エピネフリン 作用を減弱
ノルエピネフリン 作用を減弱
血圧降下剤 降圧作用を増強
第8脳神経障害を起こす恐れのあるアミノグリコシド系抗生物質 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
ストレプトマイシン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
カナマイシン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
セフェム系抗生物質製剤 腎障害を増強
セファロスポリン系抗生物質 腎障害を増強
セファマイシン系抗生物質 腎障害を増強
ジギタリス剤 心臓に対する作用を増強
ジギトキシン 心臓に対する作用を増強
ジゴキシン 心臓に対する作用を増強
糖質副腎皮質ホルモン剤 過剰のカリウム放出
ACTH 過剰のカリウム放出
ヒドロコルチゾン 過剰のカリウム放出
非ステロイド系抗炎症剤 利尿作用を減弱
インドメタシン製剤 利尿作用を減弱
リチウム製剤 中毒
炭酸リチウム 中毒

ルネトロン注射液0.5mgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 58.0円 (0.5mg1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 第一三共
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