処方薬
クバクロン錠2mg
後発

クバクロン錠2mgの基本情報

クバクロン錠2mgの概要

商品名 クバクロン錠2mg
一般名 トリクロルメチアジド錠
薬価・規格 6.0円 (2mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 シオノケミカル
YJコード 2132003F1354
レセプト電算コード 620005953
識別コード 2122mg
添付文書PDFファイル

クバクロン錠2mgの主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 腎臓に働いて尿の量を増やし、余分な水分や塩分を排泄する働きがあります。
  • むくみをとるお薬です。

クバクロン錠2mgの用途

クバクロン錠2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、顔面潮紅、光線過敏症、白血球減少、血小板減少、紫斑、代謝異常、電解質失調、低クロル性アルカローシス、血中カルシウム上昇

起こる可能性のある重大な副作用

再生不良性貧血、低ナトリウム血症、倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害、低カリウム血症、脱力感、不整脈、間質性肺炎、肺水腫

上記以外の副作用

血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症、肝炎、悪心、口渇、腹部不快感、便秘、胃痛、膵炎、下痢、唾液腺炎、眩暈、頭痛、知覚異常、視力異常、霧視、黄視症、動悸、鼻閉、全身性紅斑性狼瘡悪化、筋痙攣

クバクロン錠2mgの用法・用量

  • トリクロルメチアジドとして1日2~8mgを1~2回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量する
    • また、悪性高血圧に用いる場合には、他の降圧剤と併用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

クバクロン錠2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性腎不全
    • 無尿
    • 体液中のカリウム減少
    • 体液中のナトリウム減少
    • 嘔吐
    • 肝機能障害
    • 肝疾患
    • 下痢
    • 減塩療法時
    • 高カルシウム血症
    • 交感神経切除後
    • 重篤な冠硬化症
    • 重篤な腎障害
    • 進行した肝硬変症
    • 痛風
    • 糖尿病
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 重篤な脳動脈硬化症
    • ACTH投与中
    • ジギタリス剤投与中
    • 糖質副腎皮質ホルモン剤投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

クバクロン錠2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
バルビツール酸誘導体 起立性低血圧を増強
アヘンアルカロイド系麻薬 起立性低血圧を増強
エタノール摂取 起立性低血圧を増強
カテコールアミン製剤 作用を減弱
ノルエピネフリン 作用を減弱
エピネフリン 作用を減弱
非脱分極性筋弛緩剤 麻痺作用を増強
ツボクラリン塩化物 麻痺作用を増強
血圧降下剤 降圧作用を増強
ACE阻害剤 降圧作用を増強
β-遮断剤 降圧作用を増強
ジギタリス剤 心臓に対する作用を増強しジギタリス中毒
ジゴキシン 心臓に対する作用を増強しジギタリス中毒
ジギトキシン 心臓に対する作用を増強しジギタリス中毒
糖質副腎皮質ホルモン剤 低カリウム血症
ACTH 低カリウム血症
グリチルリチン製剤 血清カリウム値の低下
カンゾウ含有製剤 血清カリウム値の低下
糖尿病用薬 作用を著しく減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用を著しく減弱
インスリン製剤 作用を著しく減弱
リチウム製剤 中毒<振戦・消化器愁訴等>が増強
炭酸リチウム 中毒<振戦・消化器愁訴等>が増強
コレスチラミン<経口> 利尿降圧作用が減弱
非ステロイド系抗炎症剤 利尿降圧作用が減弱
インドメタシン製剤 利尿降圧作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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