処方薬
ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」
後発

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の基本情報

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の概要

商品名 ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」
一般名 ピルシカイニド塩酸塩50mgカプセル
薬価・規格 21.5円 (50mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
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製造会社 長生堂製薬
ブランド ピルシカイニド塩酸塩カプセル25mg「CH」 他
YJコード 2129008M2160
レセプト電算コード 621693904
識別コード @-RZ50@-RZ50
添付文書PDFファイル

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の主な効果と作用

  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓に直接働いて心臓の筋肉の異常な刺激をおさえ、速くなりすぎた脈を調節する働きがあります。

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の用途

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

房室ブロック、QRS幅増大、QT延長、洞房ブロック、胸部不快感、動悸、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心房細動、上室性頻拍、胃痛

起こる可能性のある重大な副作用

心室細動、心室頻拍、Torsades de pointes、洞停止、完全房室ブロック、失神、心不全、ショック、心停止、急性腎障害、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

悪心、嘔吐、口渇、下痢、腹部不快感、めまい、頭痛、眠気、好酸球増加、リンパ球減少、LDH上昇、発疹、蕁麻疹、全身倦怠感、CK上昇、脱力感、胸痛、徐脈、心房粗動、血圧低下、便秘、食欲不振、振戦、不眠、しびれ、白血球数減少、血小板数減少、過敏症、そう痒感、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、排尿困難、熱感

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の用法・用量

  • 通常、成人にはピルシカイニド塩酸塩水和物として、1日150mgを3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症又は効果不十分な場合には、1日225mgまで増量できる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 透析を必要とする腎不全患者では、1日25mgから投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔9.2.1参照〕
  • 7.2. 高齢者では、1回25mgから投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高度洞房ブロック
    • 高度房室ブロック
    • うっ血性心不全
    • 心筋梗塞発症後の無症候性あるいは軽度の症状
    • 透析を必要とする腎不全
    • 脚ブロック
    • 血清カリウム低下
    • 重篤な肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心筋症
    • 心不全
    • 著明な洞性徐脈
    • 弁膜症
    • 基礎心疾患
    • 一時的ペーシング中
    • 恒久的ペースメーカー使用中
    • 基礎心疾患があり心不全
    • Brugada症候群
    • 心筋梗塞があり心不全
    • 心筋症があり心不全
    • 弁膜症があり心不全
    • 心筋梗塞発症後の軽度の症状を伴う心室性期外収縮
    • 心筋梗塞発症後の無症候性心室性期外収縮
    • 抗不整脈薬併用中
    • 刺激伝導障害<高度房室ブロック・高度洞房ブロックを除く>
    • 洞房ブロック<高度洞房ブロックを除く>
    • 房室ブロック<高度房室ブロックを除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リファンピシン類 本剤の作用を減弱
カルシウム拮抗剤 本剤の作用が増強
ベラパミル 本剤の作用が増強
β-遮断剤 本剤の作用が増強
プロプラノロール 本剤の作用が増強
ジギタリス剤 本剤の作用が増強
ジゴキシン 本剤の作用が増強
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 本剤の作用が増強
ニトログリセリン 本剤の作用が増強
セチリジン 両剤の血中濃度が上昇し本剤の副作用が発現

ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」と主成分が同じ薬

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ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」に関係する解説

Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)

  • ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「CH」は、Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)に分類される。
  • Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)とは、脈に関与する電気信号の一つであるNa(ナトリウム)イオンの通り道を塞ぎ、乱れた脈(主に頻脈)を整える薬。

Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)の代表的な商品名

  • リスモダン
  • シベノール
  • アスペノン
  • メキシチール
  • サンリズム
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