処方薬
ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」
後発

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の基本情報

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の概要

商品名 ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」
一般名 ピルシカイニド塩酸塩水和物錠
薬価・規格 36.4円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 三和化学研究所
ブランド ピルシカイニド塩酸塩錠25mg「三和」 他
YJコード 2129008F2030
レセプト電算コード 621801501
識別コード Sc292
添付文書PDFファイル

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の主な効果と作用

  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓に直接働いて心臓の筋肉の異常な刺激をおさえ、速くなりすぎた脈を調節する働きがあります。

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の用途

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

房室ブロック、QRS幅増大、QT延長、洞房ブロック、徐脈、胸部不快感、動悸、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心房細動、心房粗動

起こる可能性のある重大な副作用

心室細動、心室頻拍、Torsades de Pointes、洞停止、完全房室ブロック、失神、心不全、ショック、心停止、急性腎不全、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

上室性頻拍、血圧低下、胸痛、胃痛、食欲不振、悪心、嘔吐、口渇、下痢、便秘、腹部不快感、眩暈、頭痛、眠気、不眠、しびれ、振戦、好酸球増加、血小板数減少、リンパ球減少、白血球数減少、LDH上昇、過敏症、発疹、そう痒感、蕁麻疹、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、排尿困難、全身倦怠感、CK上昇、CPK上昇、脱力感、熱感

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の用法・用量

  • ピルシカイニド塩酸塩水和物として、1日150mgを3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症又は効果不十分な場合には、1日225mgまで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高度洞房ブロック
    • 高度房室ブロック
    • うっ血性心不全
    • 心筋梗塞発症後の軽度の症状を伴う心室性期外収縮
    • 心筋梗塞発症後の無症候性心室性期外収縮
    • 脚ブロック
    • 血清カリウム低下
    • 刺激伝導障害
    • 重篤な肝機能障害
    • 透析を必要とする腎不全
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心筋症
    • 心不全
    • 著明な洞性徐脈
    • 洞房ブロック
    • 弁膜症
    • 房室ブロック
    • 基礎心疾患
    • 一時的ペーシング中
    • 恒久的ペースメーカー使用中
    • 基礎心疾患があり心不全
    • 抗不整脈薬との併用
    • Brugada症候群
    • 心筋梗塞があり心不全
    • 心筋症があり心不全
    • 弁膜症があり心不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピルシカイニド塩酸塩錠50mg「三和」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リファンピシン類 本剤の作用を減弱
カルシウム拮抗剤 本剤の作用が増強
ベラパミル 本剤の作用が増強
β-遮断剤 本剤の作用が増強
プロプラノロール 本剤の作用が増強
ジギタリス剤 本剤の作用が増強
ジゴキシン 本剤の作用が増強
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 本剤の作用が増強
ニトログリセリン 本剤の作用が増強
セチリジン 両剤の血中濃度が上昇し本剤の副作用が発現

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