処方薬
アデール点滴静注用5mg
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アデール点滴静注用5mgの基本情報

アデール点滴静注用5mgの概要

商品名 アデール点滴静注用5mg
一般名 コルホルシンダロパート塩酸塩注射用
薬価・規格 3999.0円 (5mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 日本化薬
ブランド アデール点滴静注用5mg 他
YJコード 2119409D1033
レセプト電算コード 620248901
添付文書PDFファイル

アデール点滴静注用5mgの主な効果と作用

  • 息切れ、むくみなどの心不全の症状をやわらげるお薬です。
  • 心臓の収縮する力を高めたり、血管をひろげて心臓の負担を少なくする働きがあります。

アデール点滴静注用5mgの用途

アデール点滴静注用5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

動悸、頻脈、心室性期外収縮、頭痛、頭重感、熱感、LDH上昇、尿蛋白増加、血小板減少、心房細動、上室性頻拍

起こる可能性のある重大な副作用

心室性頻拍、心室細動

上記以外の副作用

心房粗動、血圧低下、悪心、嘔吐、直接ビリルビン上昇、総ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、尿酸上昇、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、白血球増加、リンパ球減少、尿ウロビリノーゲン増加、総蛋白減少、CK上昇、CPK上昇、尿糖増加、全身倦怠感、呼吸困難、血清K低下

アデール点滴静注用5mgの用法・用量

  • 本剤は、用時生理食塩液等で溶解し、コルホルシンダロパート塩酸塩として1分間あたり0.5μg/kgを点滴静脈内投与する
    • なお、点滴投与量は、病態に応じて1分間あたり0.75μg/kgを上限として心血行動態、心電図をモニターしながら適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アデール点滴静注用5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高度大動脈弁狭窄
    • 高度僧帽弁狭窄
    • 肥大型閉塞性心筋症
    • 著しく血圧の低い
    • 重篤な頻脈性不整脈
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な冠動脈疾患
    • 腎機能障害
    • 僧帽弁狭窄
    • 大動脈弁狭窄
    • 高度動脈硬化
    • 心電図異常
    • 投与前に心房細動

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アデール点滴静注用5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カテコールアミン系強心薬 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
塩酸ドパミン 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
ドブタミン塩酸塩 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
PDE阻害薬 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
ミルリノン 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
塩酸オルプリノン 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
cAMP製剤 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
ブクラデシンナトリウム 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
利尿剤 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長
フロセミド 心室性期外収縮等の不整脈の発現を助長

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