処方薬
ドブタミン点滴静注100mg「AFP」
後発

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の基本情報

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の概要

商品名 ドブタミン点滴静注100mg「AFP」
一般名 ドブタミン塩酸塩注射液
薬価・規格 329.0円 (100mg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 共創未来ファーマ
YJコード 2119404A1190
レセプト電算コード 621365306
添付文書PDFファイル

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の主な効果と作用

  • 心臓の収縮力を強め、循環不全状態を改善するお薬です。
  • 心臓の働きをよくすることにより、全身に送り出す血液の量を増やす働きがあります。
  • 心臓の検査に用いるお薬です。

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の用途

  • 急性循環不全の心収縮力増強
  • 心エコー図検査の負荷

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

期外収縮、不整脈、頻脈、過度の血圧上昇、動悸、胸部不快感、狭心痛、前胸部熱感、息切れ、悪心、腹部痛

起こる可能性のある重大な副作用

心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞、ストレス心筋症、心室性期外収縮、ST上昇、壁運動異常、心室基部過収縮、心尖部広範囲におよぶ収縮低下

上記以外の副作用

発赤、腫脹、頭痛、発疹、好酸球増多、血圧低下、血清カリウム低下

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の用法・用量

  • 〈急性循環不全における心収縮力増強〉本剤は、用時、5%ブドウ糖注射液又は「日局」生理食塩液で希釈し、ドブタミンとして通常、1分間あたり1~5μg/kgを点滴静注する
  • 投与量は、患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり20μg/kgまで増量できる
  • 〈心エコー図検査における負荷〉通常、ドブタミンとして、1分間あたり5μg/kgから点滴静注を開始し、病態が評価できるまで1分間あたり10、20、30、40μg/kgと3分毎に増量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉希釈には5%ブドウ糖注射液、「日局」生理食塩液、5%果糖、5%キシリトール、5%ソルビトール、20%マンニトールあるいは乳酸リンゲルの各注射液も用いることができる
  • 7.2. 〈心エコー図検査における負荷〉本剤による負荷終了の目安等を含めた投与方法等については、ガイドライン等、最新の情報を参考にすること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 褐色細胞腫
    • 過敏症
    • 急性心膜炎
    • 高度伝導障害
    • 重症心不全
    • 肥大型閉塞性心筋症
    • 不安定狭心症
    • 特発性肥厚性大動脈弁下狭窄
    • 収縮性心膜炎
    • 心タンポナーデ
    • コントロール不良の高血圧症
    • 大動脈解離
    • 急性心筋炎
    • 急性心筋梗塞後早期
    • 急性心内膜炎
    • 左冠動脈主幹部狭窄
    • 重症頻拍性不整脈
    • 重篤な血管病変
    • 循環血液量減少症
    • 心室充満障害
    • パラガングリオーマ
    • 開心術後に心拍数が多い小児等
    • 高度大動脈弁狭窄
    • 高血圧症
    • 重篤な冠動脈疾患
    • 心筋炎
    • 心房細動
    • 心膜炎
    • 重篤な血流閉塞
    • 心内膜炎
    • 過度の血圧低下を伴う急性循環不全
    • 重症心臓弁膜症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ドブタミン点滴静注100mg「AFP」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
β-遮断剤 本剤の効果の減弱、末梢血管抵抗の上昇
プロプラノロール 本剤の効果の減弱、末梢血管抵抗の上昇

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