処方薬
テオカルヂン静注250mg

テオカルヂン静注250mgの基本情報

テオカルヂン静注250mgの概要

商品名 テオカルヂン静注250mg
一般名 アミノフィリン注射液
薬価・規格 94.0円 (2.5%10mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 コーアイセイ
YJコード 2115400A1207
レセプト電算コード 620006633
添付文書PDFファイル

テオカルヂン静注250mgの主な効果と作用

  • 呼吸を楽にするお薬です。
  • 気管支をひろげ、気管支喘息気管支炎などの発作をやわらげる働きがあります。
  • 狭心症心不全などを治療するお薬です。
  • 心臓の筋肉を刺激して心拍を増やす働きや尿を出しやすくする働きがあります。

テオカルヂン静注250mgの用途

テオカルヂン静注250mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、そう痒感、紅斑、多形滲出性紅斑、固定薬疹、頭痛、不眠、神経過敏、興奮、不機嫌

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシーショック、蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難、痙攣、意識障害、譫妄、昏睡、急性脳症、横紋筋融解症、脱力感、筋肉痛、CK上昇、CPK上昇、急性腎不全、消化管出血、消化管潰瘍、吐血、下血、赤芽球癆、貧血、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、頻呼吸、高血糖症

上記以外の副作用

いらいら感、不安、眩暈、耳鳴、振戦、しびれ、不随意運動、筋緊張亢進、顔面潮紅、動悸、頻脈、顔面蒼白、不整脈、心室性期外収縮、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、腹部膨満感、消化不良、胸やけ、しゃっくり、蛋白尿、頻尿、代謝異常、血清尿酸値上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、好酸球増多、むくみ、倦怠感、関節痛、四肢痛、胸痛、低カリウム血症、鼻出血、口しびれ、舌周囲しびれ

テオカルヂン静注250mgの用法・用量

  • アミノフィリン水和物として、1回250mgを1日1~2回生理食塩液又は糖液に希釈して5~10分を要して静脈内に緩徐に注入する
  • 必要に応じて点滴静脈内注射する
  • 小児には1回3~4mg/kgを静脈内注射する
  • 投与間隔は8時間以上とし、最高用量は1日12mg/kgを限度とする
  • 必要に応じて点滴静脈内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

テオカルヂン静注250mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

テオカルヂン静注250mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
キサンチン系薬剤 過度の中枢神経刺激作用
テオフィリン 過度の中枢神経刺激作用
コリンテオフィリン 過度の中枢神経刺激作用
ジプロフィリン 過度の中枢神経刺激作用
カフェイン 過度の中枢神経刺激作用
中枢興奮剤 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン塩酸塩 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン含有製剤 過度の中枢神経刺激作用
β-刺激剤 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸イソプロテレノール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸クレンブテロール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸ツロブテロール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
硫酸テルブタリン 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
プロカテロール塩酸塩水和物 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
ハロタン 不整脈等の副作用が増強、テオフィリン血中濃度が上昇
塩酸ケタミン 痙攣
シメチジン テオフィリンの中毒症状
メキシレチン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
塩酸プロパフェノン テオフィリンの中毒症状
アミオダロン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
エノキサシン水和物 テオフィリンの中毒症状
ピペミド酸水和物 テオフィリンの中毒症状
シプロフロキサシン テオフィリンの中毒症状
ノルフロキサシン テオフィリンの中毒症状
トスフロキサシントシル酸塩 テオフィリンの中毒症状
メシル酸パズフロキサシン テオフィリンの中毒症状
プルリフロキサシン テオフィリンの中毒症状
エリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
クラリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
ロキシスロマイシン テオフィリンの中毒症状
チアベンダゾール テオフィリンの中毒症状
チクロピジン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
ベラパミル テオフィリンの中毒症状
ジルチアゼム テオフィリンの中毒症状
フルボキサミンマレイン酸塩 テオフィリンの中毒症状
フルコナゾール テオフィリンの中毒症状
ジスルフィラム テオフィリンの中毒症状
デフェラシロクス テオフィリンの中毒症状
アシクロビル テオフィリンの中毒症状
塩酸バラシクロビル テオフィリンの中毒症状
インターフェロン テオフィリンの中毒症状
イプリフラボン テオフィリンの中毒症状
シクロスポリン テオフィリンの中毒症状
アロプリノール テオフィリンの中毒症状
ザフィルルカスト テオフィリンの中毒症状、血中濃度を低下
リファンピシン類 テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
フェノバルビタール テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
ランソプラゾール テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
リトナビル テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
フェニトイン テオフィリン血中濃度が低下、テオフィリン及び相手薬の効果が減弱、血中濃度の低下
カルバマゼピン テオフィリン血中濃度が低下、テオフィリン及び相手薬の効果が減弱、血中濃度の低下
ジピリダモール 作用を減弱
ラマトロバン 血中濃度が上昇
リルゾール 作用を増強<副作用発現>

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>

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