リズモンTG点眼液0.5%に関係する解説
β遮断薬(点眼薬)
- リズモンTG点眼液0.5%は、β遮断薬(点眼薬)に分類される。
- β遮断薬(点眼薬)とは、眼圧を上昇させる眼球を満たしている体液(眼房水)の産生を抑え、眼圧を下げて緑内障などの悪化を防ぐ薬。
β遮断薬(点眼薬)の代表的な商品名
- チモプトール、リズモン
- ミケラン
- ハイパジール
商品名 | リズモンTG点眼液0.5% |
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一般名 | チモロールマレイン酸塩液(3) |
薬価・規格 | 324.0円 (0.5%1mL) |
薬の形状 |
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 液
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製造会社 | わかもと製薬 |
ブランド | リズモン点眼液0.25% 他 |
YJコード | 1319702Q6028 |
レセプト電算コード | 660432022 |
眼疼痛、眼灼熱感、眼のかゆみ、眼のねばつき感、眼異物感、眼乾燥感、眼刺激症状、霧視、視力低下、視力障害、眼瞼炎
眼類天疱瘡、結膜充血、角膜上皮障害、乾性角結膜炎、結膜萎縮、睫毛内反、眼瞼眼球癒着、気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全、心ブロック、うっ血性心不全、心停止、脳虚血、脳血管障害、全身性エリテマトーデス
アレルギー性眼瞼炎、角膜炎、角膜びらん、角膜障害、動悸、徐脈、不整脈、頭痛、めまい、結膜炎、浮腫、アレルギー性結膜炎、レイノー現象、四肢冷感、悪夢、感覚異常、不眠、下痢、消化不良、口渇、腹痛、脱力感、耳鳴、倦怠感、咳、筋肉痛、眼脂、羞明、眼瞼下垂、角膜知覚低下、複視、眼底黄斑部浮腫、眼底黄斑部混濁、低血圧、失神、抑うつ、重症筋無力症増悪、悪心、不快、胸部圧迫感、発疹
薬剤名 | 影響 |
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オミデネパグ イソプロピル | 結膜充血等の眼炎症性副作用の発現頻度の上昇 |
エピネフリン | 散瞳作用が助長 |
ジピベフリン塩酸塩 | 散瞳作用が助長 |
カテコールアミン枯渇剤 | 交感神経系を過剰に抑制 |
レセルピン | 交感神経系を過剰に抑制 |
β-遮断剤の全身投与 | 眼圧下降あるいはβ-遮断剤の全身的な作用が増強 |
アテノロール<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ-遮断剤の全身的な作用が増強 |
プロプラノロール塩酸塩<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ-遮断剤の全身的な作用が増強 |
酒石酸メトプロロール<全身投与> | 眼圧下降あるいはβ-遮断剤の全身的な作用が増強 |
カルシウム拮抗剤 | 房室伝導障害、左室不全、低血圧 |
ベラパミル | 房室伝導障害、左室不全、低血圧 |
ジルチアゼム | 房室伝導障害、左室不全、低血圧 |
ジギタリス剤 | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
ジゴキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
ジギトキシン | 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等> |
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 | β-遮断作用<例えば心拍数減少・徐脈>が増強 |
キニジン硫酸塩水和物 | β-遮断作用<例えば心拍数減少・徐脈>が増強 |
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 | β-遮断作用<例えば心拍数減少・徐脈>が増強 |