処方薬
アイリーア硝子体内注射液40mg/mL
先発

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの基本情報

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの概要

商品名 アイリーア硝子体内注射液40mg/mL
一般名 アフリベルセプト(遺伝子組換え)注射液
薬価・規格 145935.0円 (2mg0.05mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 バイエル薬品
YJコード 1319405A1027
レセプト電算コード 622199401
添付文書PDFファイル

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの主な効果と作用

  • 目の中に異常な血管が成長するのをおさえ、小さくする働きがあります。
  • 視力の低下の進行をおさえるお薬です。

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの用途

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

結膜出血、眼痛、白内障、眼充血、角膜擦過傷、角膜浮腫、角膜びらん、角膜上皮欠損、角膜障害、角膜炎、前房内細胞

起こる可能性のある重大な副作用

眼内炎、眼圧上昇、硝子体はく離、外傷性白内障、網膜出血、網膜色素上皮裂孔、硝子体出血、脳卒中、網膜はく離、網膜裂孔、網膜色素上皮はく離

上記以外の副作用

前房フレア、結膜充血、結膜刺激、結膜浮腫、結膜炎、アレルギー性結膜炎、後のう部混濁、虹彩毛様体炎、ブドウ膜炎、前房蓄膿、虹彩炎、前房出血、点状角膜炎、硝子体浮遊物、硝子体細胞、硝子体混濁、黄斑線維症、黄斑浮腫、黄斑円孔、黄斑部瘢痕、網膜変性、網膜浮腫、網膜下線維症、網膜色素脱失、網膜色素上皮症、網膜分離症、硝子体炎、注射部位疼痛、注射部位刺激感、注射部位紅斑、紅斑、注射部位不快感、不快感、注射部位乾燥、注射部位炎症、注射部位浮腫、注射部位腫脹、注射部位血腫、注射部位出血、眼異物感、眼刺激、流涙増加、眼脂、眼乾燥、眼そう痒症、眼異常感、眼瞼浮腫、眼瞼縁痂皮、眼瞼痛、眼瞼炎、眼窩周囲血腫、眼部腫脹、高眼圧症、羞明、視力障害、変視症、光視症、処置による眼疼痛、視力低下、霧視、眼部不快感、皮膚そう痒症、高血圧、収縮期血圧上昇、会話障害、頭痛、悪心、タンパク尿、尿中タンパク/クレアチニン比増加、鼻出血、薬物過敏症、針恐怖

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの用法・用量

  • 〈中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性〉アフリベルセプト(遺伝子組換え)として2mg(0.05mL)を1ヵ月ごとに1回、連続3回(導入期)硝子体内投与する
  • その後の維持期においては、通常、2ヵ月ごとに1回、硝子体内投与する
    • なお、症状により投与間隔を適宜調節するが、1ヵ月以上あけること
  • 〈網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管〉アフリベルセプト(遺伝子組換え)として1回あたり2mg(0.05mL)を硝子体内投与する
  • 投与間隔は、1ヵ月以上あけること
  • 〈糖尿病黄斑浮腫〉アフリベルセプト(遺伝子組換え)として2mg(0.05mL)を1ヵ月ごとに1回、連続5回硝子体内投与する
  • その後は、通常、2ヵ月ごとに1回、硝子体内投与する
    • なお、症状により投与間隔を適宜調節するが、1ヵ月以上あけること
  • 〈血管新生緑内障〉アフリベルセプト(遺伝子組換え)として1回、2mg(0.05mL)を硝子体内投与する
    • なお、必要な場合は再投与できるが、1ヵ月以上の間隔をあけること
  • 〈未熟児網膜症〉アフリベルセプト(遺伝子組換え)として1回、0.4mg(0.01mL)を硝子体内投与する
    • なお、必要な場合は再投与できるが、1ヵ月以上の間隔をあけること
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫、血管新生緑内障〉加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫、血管新生緑内障で両眼に治療対象の病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で本剤を投与すること
    • なお、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、病的近視における脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫、血管新生緑内障の場合、初回治療における両眼同日投与は避け片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行うこと
  • 7.2. 〈網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫〉1ヵ月に1回を目安に視力等の測定を行い、その結果及び患者の状態を継続的に観察し、本剤投与の要否について慎重に判断すること
  • 7.3. 〈網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫〉投与開始後、視力が安定するまでは、1ヵ月に1回投与することが望ましい
  • 7.4. 〈病的近視における脈絡膜新生血管〉定期的に視力等を測定し、その結果及び患者の状態を考慮し、本剤投与の要否を判断すること
  • 7.5. 〈病的近視における脈絡膜新生血管〉疾患の活動性を示唆する所見(視力、形態学的所見等)が認められた場合には投与することが望ましい
  • 7.6. 〈血管新生緑内障〉本剤による治療は前眼部新生血管による眼圧上昇に対する対症療法であることに留意すること(また、長期的な眼圧管理にあたっては標準的な治療法との併用を考慮すること)
  • 7.7. 〈血管新生緑内障〉本剤投与後は定期的に眼圧等を評価し、疾患の活動性を示唆する所見(前眼部新生血管による眼圧上昇等)が認められた場合は、本剤の再投与を検討すること
  • 7.8. 〈未熟児網膜症〉本剤投与により治療反応が得られた後に、疾患活動性の増加を示唆する所見が認められた場合は、本剤の再投与を検討すること〔17.1.13参照〕
  • 7.9. 〈未熟児網膜症〉本剤投与後早期に治療反応が得られない場合は、他の治療への切替えを考慮すること〔17.1.13参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アイリーア硝子体内注射液40mg/mLの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 眼に感染
    • 眼周囲に感染
    • 眼内に重度炎症
    • 不可逆的な虚血性視機能喪失の臨床的徴候が認められる網膜中心静脈閉塞症
    • 高眼圧症
    • 脳卒中
    • 緑内障
    • 一過性脳虚血発作
    • 脳卒中の危険因子のある
    • 前緑内障期

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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