処方薬
セスデン注7.5mg
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セスデン注7.5mgの基本情報

セスデン注7.5mgの概要

商品名 セスデン注7.5mg
一般名 チメピジウム臭化物水和物注射液
薬価・規格 89.0円 (0.75%1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 ニプロESファーマ
ブランド セスデン細粒6% 他
YJコード 1249400A1036
レセプト電算コード 620003730
添付文書PDFファイル

セスデン注7.5mgの主な効果と作用

  • お腹のけいれんや痛みをやわらげるお薬です。
  • 消化管の筋肉のけいれんをおさえたり、胃酸の分泌をおさえる働きがあります。
  • 検査(腎臓や尿路)に用いるお薬です。
  • 尿管や膀胱にできた結石による激しい痛みをおさえるお薬です。

セスデン注7.5mgの用途

  • 胃炎の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胃炎の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 胃潰瘍の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胃潰瘍の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 十二指腸潰瘍の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 十二指腸潰瘍の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 消化管検査時の前処置
  • 膵炎の疼痛の緩解
  • 胆道疾患の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胆道疾患の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 腸炎の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 腸炎の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 尿路系検査処置時
  • 尿路結石の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 尿路結石の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 胆嚢疾患の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胆嚢疾患の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 消化管X線検査の前処置
  • 消化管内視鏡検査の前処置

セスデン注7.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

心悸亢進、眩暈、頭痛、悪心、嘔吐、羞明、視調節障害、過敏症、発疹、排尿困難、尿意

起こる可能性のある重大な副作用

ショック

上記以外の副作用

疼痛、口渇、眠気、しびれ感、便秘、食欲不振、腹部膨満感、頻脈、発赤、腫脹、顔面潮紅、倦怠感

セスデン注7.5mgの用法・用量

  • 1回チメピジウム臭化物水和物として7.5mgを皮下、筋肉内又は静脈内に注射する
  • 年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セスデン注7.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セスデン注7.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗コリン作用を有する薬剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
三環系抗うつ剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
フェノチアジン系薬剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
抗ヒスタミン剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤の作用が増強

セスデン注7.5mgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
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    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 ニプロESファーマ
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セスデン注7.5mgに関係する解説

抗コリン薬

  • セスデン注7.5mgは、抗コリン薬に分類される。
  • 抗コリン薬とは、副交感神経を亢進させるアセチルコリンの作用を抑えることで、消化管の運動亢進に伴う痛みや痙攣、下痢などを抑える薬。

抗コリン薬の代表的な商品名

  • ブスコパン
  • チアトン
  • ロートエキス
  • ガストロゼピン
  • ダクチル
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