処方薬
リオレサール錠10mg

リオレサール錠10mgの基本情報

リオレサール錠10mgの概要

商品名 リオレサール錠10mg
一般名 バクロフェン錠
薬価・規格 18.8円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 サンファーマ
ブランド リオレサール錠5mg 他
YJコード 1249006F2042
レセプト電算コード 611240287
識別コード CG216
添付文書PDFファイル

リオレサール錠10mgの主な効果と作用

  • 脊髄や中枢神経に働いて、筋肉の緊張や痛みをやわらげる働きがあります。
  • 脳や脊髄の損傷により起こる筋肉のつっぱり、こわばりや麻痺をやわらげるお薬です。

リオレサール錠10mgの用途

リオレサール錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、悪心、脱力感、頭痛、頭重、知覚異常、しびれ、鎮静、抑うつ、不眠、筋肉痛

起こる可能性のある重大な副作用

意識障害、呼吸抑制、中枢神経抑制症状、幻覚、錯乱、精神依存

上記以外の副作用

情緒不安定、酩酊感、譫妄、構音障害、舌の運動障害、不随意運動、痙攣発作、嚥下力低下、顔面チック、耳鳴、視調節障害、血圧低下、下肢うっ血、頻脈、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、口渇、便秘、腹痛、腹部膨満感、流涎、空腹感、尿失禁、排尿困難、頻尿、勃起消失、発疹、筋力低下、ふらつき、めまい、全身けん怠感、浮腫、発汗、胸部圧迫感、歩行障害、痙縮増悪、眼振、徐脈、肝障害、AST上昇、ALT上昇、胸やけ、蕁麻疹、低体温、薬剤離脱症候群、味覚異常、呼吸困難、血糖値上昇

リオレサール錠10mgの用法・用量

  • 〈成人〉通常成人には初回量として1日バクロフェン5~15mgを1~3回に分け食後経口投与し、以後患者の症状を観察しながら標準用量に達するまで2~3日毎に1日5~10mgずつ増量する
  • 標準用量は1日30mgであるが、患者の本剤に対する反応には個人差があるため、年齢、症状に応じて適宜増減する
  • 〈小児〉小児には初回量として1日バクロフェン5mgを1~2回に分け食後に経口投与し、以後患者の症状を観察しながら標準用量に達するまで、2~3日毎に1日5mgずつ増量する
    • なお、症状、体重に応じて適宜増減する
  • <標準用量>4~6歳:1日5~15mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
  • 7~11歳:1日5~20mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
  • 12~15歳:1日5~25mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 腎機能低下している患者:低用量から投与を開始すること
  • 特に透析を必要とするような重篤な腎機能障害を有する患者においては、1日5mgから投与を開始するなど慎重に投与すること〔9.2.1、9.2.2、11.1.1、16.5参照〕
  • 7.2. 本剤投与中の患者において、バクロフェン髄注(ギャバロン髄注)による治療を行う場合:患者の状態を慎重に観察しながら、髄注による治療開始前又は治療開始後の適切な時期に本剤の減量又は漸次中止を試みること(ただし、急激な減量又は中止を避けること)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

リオレサール錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • てんかんの既往歴のある小児
    • 透析を必要とするような重篤な腎機能障害
    • てんかんの小児
    • 肝機能障害
    • 呼吸不全
    • 消化性潰瘍
    • 腎機能障害
    • 腎機能低下
    • 精神障害
    • てんかん

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

リオレサール錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血圧降下剤 血圧降下作用を増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用を増強
催眠・鎮静剤 中枢神経抑制作用を増強
抗不安薬 中枢神経抑制作用を増強
麻酔剤 中枢神経抑制作用を増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用を増強
オピオイド系鎮痛剤 低血圧あるいは呼吸困難等の副作用を増強
モルヒネ 低血圧あるいは呼吸困難等の副作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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リオレサール錠10mgに関係する解説

筋弛緩薬

  • リオレサール錠10mgは、筋弛緩薬に分類される。
  • 筋弛緩薬とは、脳から筋肉への筋肉緊張の伝達を抑え筋弛緩作用をあらわし、痛みやしびれ感などを緩和する薬。

筋弛緩薬の代表的な商品名

  • ミオナール
  • テルネリン
  • リンラキサー
  • ダントリウム
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