処方薬
ギャバロン錠5mg

ギャバロン錠5mgの基本情報

ギャバロン錠5mgの概要

商品名 ギャバロン錠5mg
一般名 バクロフェン錠
薬価・規格 12.1円 (5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド ギャバロン錠5mg 他
YJコード 1249006F1020
レセプト電算コード 611240049
識別コード D116
添付文書PDFファイル

ギャバロン錠5mgの主な効果と作用

  • 脊髄や中枢神経に働いて、筋肉の緊張や痛みをやわらげる働きがあります。
  • 脳や脊髄の損傷により起こる筋肉のつっぱり、こわばりや麻痺をやわらげるお薬です。

ギャバロン錠5mgの用途

ギャバロン錠5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、悪心、食欲不振、脱力感、ふらつき、頭痛、頭重、知覚異常、しびれ、筋肉痛、鎮静

起こる可能性のある重大な副作用

意識障害、呼吸抑制、中枢神経抑制症状、幻覚、錯乱、精神依存

上記以外の副作用

抑うつ、不眠、痙攣発作、情緒不安定、嚥下力低下、歩行障害、嘔吐、胃部不快感、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、口渇、胸やけ、尿失禁、排尿困難、頻尿、過敏症、発疹、筋力低下、眩暈、全身倦怠感、浮腫、胸部圧迫感、眼振、徐脈、AST上昇、ALT上昇、低体温、薬剤離脱症候群、味覚異常、呼吸困難、血糖値上昇、譫妄、酩酊感、構音障害、舌の運動障害、不随意運動、顔面チック、痙縮増悪、耳鳴、視神経調節障害、血圧低下、下肢うっ血、頻脈、肝障害、流涎、空腹感、勃起消失、蕁麻疹、発汗

ギャバロン錠5mgの用法・用量

  • 1.成人:初回量として1日バクロフェン5~15mgを1~3回に分け食後経口投与し、以後患者の症状を観察しながら標準用量に達するまで2~3日毎に1日5~10mgずつ増量する
  • 標準用量は1日30mgであるが患者の本剤に対する反応には個人差があるため、年齢、症状に応じて適宜増減する
  • 2.小児:小児には、初回量として1日バクロフェン5mgを1~2回に分け食後に経口投与し、以後患者の症状を観察しながら、標準用量に達するまで2~3日毎に1日5mgずつ増量する
    • なお、症状、体重に応じて適宜増減する
  • <小児の標準用量>4~6歳:バクロフェンとして1日5~15mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
  • 7~11歳:バクロフェンとして1日5~20mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
  • 12~15歳:バクロフェンとして1日5~25mgを2~3回に分けて食後に経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ギャバロン錠5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 肝障害
    • 呼吸不全
    • 消化性潰瘍
    • 腎機能低下
    • 精神障害
    • てんかん
    • てんかんの既往歴のある小児
    • 透析を必要とするような重篤な腎機能障害
    • てんかんの小児
    • 腎機能障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ギャバロン錠5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血圧降下剤 降圧作用を増強
中枢抑制剤 中枢神経抑制作用を増強
催眠・鎮静剤 中枢神経抑制作用を増強
抗不安薬 中枢神経抑制作用を増強
麻酔剤 中枢神経抑制作用を増強
エタノール摂取 中枢神経抑制作用を増強
オピオイド系鎮痛剤 低血圧あるいは呼吸困難等の副作用を増強
モルヒネ 低血圧あるいは呼吸困難等の副作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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ギャバロン錠5mgに関係する解説

筋弛緩薬

  • ギャバロン錠5mgは、筋弛緩薬に分類される。
  • 筋弛緩薬とは、脳から筋肉への筋肉緊張の伝達を抑え筋弛緩作用をあらわし、痛みやしびれ感などを緩和する薬。

筋弛緩薬の代表的な商品名

  • ミオナール
  • テルネリン
  • リンラキサー
  • ダントリウム
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