処方薬
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」
後発
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の基本情報
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の概要
商品名 | ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」 |
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一般名 | ロクロニウム臭化物注射液 |
薬価・規格 | 334.0円 (50mg5mL1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | フレゼニウス カービ ジャパン |
YJコード | 1229405A2059 |
レセプト電算コード | 622606301 |
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の主な効果と作用
- 筋肉の収縮を引き起こす物質(
アセチルコリン )の働きをおさえ、筋肉をほぐす働きがあります。 - 筋肉の緊張をほぐすお薬です。
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の用途
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
発赤、浮動性眩暈、徐脈、洞性徐脈、心室性期外収縮、低血圧、潮紅、上腹部痛、接触性皮膚炎、発疹、疼痛
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、気道内圧上昇、血圧低下、頻脈、全身発赤、遷延性呼吸抑制、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、気管支痙攣
上記以外の副作用
注射部位紅斑、心拍数増加、血圧上昇、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中ビリルビン増加、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、血小板数増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中アルカリホスファターゼ減少、血中コレステロール増加
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の用法・用量
- 挿管用量としてロクロニウム臭化物0.6mg/kgを静脈内投与し、術中必要に応じて0.1~0.2mg/kgを追加投与する
- 持続注入により投与する場合は、7μg/kg/分の投与速度で持続注入を開始する
- なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、挿管用量の上限は0.9mg/kgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ロクロニウム臭化物静注液50mg/5.0mL「FK」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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スキサメトニウム塩化物水和物 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の作用が増強又は減弱 |
吸入麻酔剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
イソフルラン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
セボフルラン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
エンフルラン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
ハロタン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
エーテル | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
リチウム製剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
カリウム排泄型利尿剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
フロセミド | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
チアジド系薬剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
プロタミン製剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
抗不整脈剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
β-遮断剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
メトロニダゾール | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
カルシウム拮抗剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
シメチジン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
ブピバカイン | 本剤の筋弛緩作用が増強 |
アミノグリコシド系抗生物質 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
リンコマイシン系抗生物質 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
ポリペプチド系抗生物質 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
アシルアミノペニシリン系抗生物質 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
マグネシウムを含有する薬剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
キニジン | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
キニーネ | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化> |
フェニトイン | 本剤の筋弛緩作用が増強、本剤の筋弛緩作用が減弱 |
リドカイン製剤 | 本剤の筋弛緩作用が増強、作用発現が早まる |
非脱分極性筋弛緩剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱あるいは増強 |
塩化カルシウム製剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
塩化カリウム製剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
ガベキサート | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
ウリナスタチン | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
副腎皮質ホルモン剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
抗てんかん剤 | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
カルバマゼピン | 本剤の筋弛緩作用が減弱 |
飲食物との組み合わせ注意
- マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>