処方薬
オリベス点滴用1%
後発

オリベス点滴用1%の基本情報

オリベス点滴用1%の概要

商品名 オリベス点滴用1%
一般名 リドカイン注射液
薬価・規格 494.0円 (1%200mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 高田製薬
ブランド オリベス静注用2% 他
YJコード 1214404A2027
レセプト電算コード 620002572
添付文書PDFファイル

オリベス点滴用1%の主な効果と作用

  • 心臓に直接働いて、心臓の筋肉の異常な収縮をおさえる働きがあります。
  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。

オリベス点滴用1%の用途

オリベス点滴用1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

譫妄、眩暈、眠気、不安、多幸感、しびれ感、嘔吐、過敏症、蕁麻疹、皮膚症状、浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

刺激伝導系抑制、ショック、PQ間隔延長、QRS幅増大、徐脈、血圧低下、意識障害、心停止、アナフィラキシーショック、振戦、痙攣、中毒症状、頻脈、不整脈、血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化、チアノーゼ、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿、ポートワイン色尿、重篤な悪性高熱

オリベス点滴用1%の用法・用量

  • 点滴静脈内投与法:静脈内1回投与が有効で、効果の持続を期待する場合に、心電図の連続監視下に点滴静脈内注射を行う
  • リドカイン塩酸塩として、1分間に1~2mgの速度で静脈内注射する
  • 必要な場合には投与速度を増してもよいが、1分間に4mg以上の速度では重篤な副作用が現れるので、4mgまでにとどめる
  • 必要に応じて24時間あるいはそれ以上連続投与しても差し支えないが、過量投与を避けるため、心電図の連続監視と頻回の血圧測定が必要である
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オリベス点滴用1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 完全房室ブロック
    • 重篤な刺激伝導障害
    • 刺激伝導障害
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • ショック状態
    • 心不全
    • 著明な洞性徐脈
    • 循環血液量減少
    • 徐拍性不整脈
    • 房室ブロック
    • ポルフィリン症
    • 高度洞性徐脈

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オリベス点滴用1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
シメチジン リドカインの血中濃度が上昇
メトプロロール リドカインの血中濃度が上昇
プロプラノロール リドカインの血中濃度が上昇
ナドロール リドカインの血中濃度が上昇
リトナビル リドカインのAUCが上昇
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 リドカインのAUCが上昇
硫酸アタザナビル リドカインのAUCが上昇
3群不整脈用剤 心機能抑制作用が増強
アミオダロン 心機能抑制作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

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