処方薬
カルボカインアンプル注0.5%

カルボカインアンプル注0.5%の基本情報

カルボカインアンプル注0.5%の概要

商品名 カルボカインアンプル注0.5%
一般名 メピバカイン塩酸塩注射液
薬価・規格 103.0円 (0.5%10mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 日新製薬
ブランド 0.5%カルボカイン注 他
YJコード 1214402A6040
レセプト電算コード 620004313
添付文書PDFファイル

カルボカインアンプル注0.5%の主な効果と作用

  • 局所麻酔剤です。

カルボカインアンプル注0.5%の用途

  • 浸潤麻酔
  • 伝達麻酔
  • 硬膜外麻酔

カルボカインアンプル注0.5%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

中毒、眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心、嘔吐、過敏症、蕁麻疹、皮膚症状

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害、心停止、アナフィラキシーショック、振戦、痙攣、中毒症状、運動障害、一過性異常感覚、持続的異常感覚、疼痛、知覚障害、膀胱直腸障害、神経学的疾患

上記以外の副作用

浮腫

カルボカインアンプル注0.5%の用法・用量

  • メピバカイン塩酸塩として、次の用量を投与する
    • なお、メピバカイン塩酸塩の基準最高用量は、それぞれ1回500mgである
    • 但し、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する
  • 麻酔方法別の用量:メピバカイン塩酸塩として、次記量を使用する
  • 1.硬膜外麻酔:50~150mg
  • 2.伝達麻酔:指趾神経遮断には20~40mg、肋間神経遮断には25mg、交感神経遮断には25mg
  • 3.浸潤麻酔:10~200mg
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カルボカインアンプル注0.5%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • ショック状態
    • 大量出血
    • 敗血症
    • 注射部位又はその周辺に炎症
    • 血液凝固障害
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な腎機能障害
    • 髄膜炎
    • 中枢神経系疾患
    • 灰白脊髄炎
    • 脊柱に著明な変形
    • 抗凝血薬投与中
    • 心血管系に著しい障害
    • 腹部腫瘤
    • 心刺激伝導障害
    • 心弁膜症
    • 脊髄に結核
    • 脊髄に腫瘍
    • 脊椎に結核
    • 脊椎に腫瘍
    • 全身状態不良
    • 脊髄ろう
    • 呼吸器疾患
    • 肥満
    • ポルフィリン症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カルボカインアンプル注0.5%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 血腫、脊髄障害
3群不整脈用剤 心機能抑制作用が増強
アミオダロン 心機能抑制作用が増強

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