リバスチグミンテープ9mg「YP」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
下痢、尿路感染、貧血、好酸球増加症、食欲減退、糖尿病、不眠症、うつ病、落ち着きのなさ、不安、攻撃性
起こる可能性のある重大な副作用
狭心症、心筋梗塞、徐脈、房室ブロック、洞不全症候群、QT延長、脳血管発作、痙攣発作、一過性脳虚血発作、脳出血、脳梗塞、食道破裂、嘔吐、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腸出血、重度嘔吐、肝炎、失神、幻覚、激越、譫妄、錯乱、脱水、下痢の持続
上記以外の副作用
悪夢、浮動性眩暈、頭痛、傾眠、振戦、上室性期外収縮、頻脈、心房細動、高血圧、悪心、腹痛、胃炎、消化不良、膵炎、接触性皮膚炎、発疹、湿疹、紅斑、皮膚そう痒症、多汗症、アレルギー性皮膚炎、蕁麻疹、皮膚水疱、血尿、頻尿、蛋白尿、尿失禁、疲労、無力症、倦怠感、適用部位紅斑、適用部位そう痒感、適用部位浮腫、適用部位皮膚剥脱、適用部位疼痛、適用部位亀裂、適用部位皮膚炎、適用部位反応、適用部位腫脹、適用部位刺激感、適用部位過敏反応、体重減少、血中アミラーゼ増加、肝機能検査異常、コリンエステラーゼ減少、転倒、転落、末梢性浮腫、縮瞳
リバスチグミンテープ9mg「YP」の用法・用量
- リバスチグミンとして1日1回4.5mgから開始し、原則として4週毎に4.5mgずつ増量し、維持量として1日1回18mgを貼付する
- また、患者の状態に応じて、1日1回9mgを開始用量とし、原則として4週後に18mgに増量することもできる
- 本剤は背部、上腕部、胸部のいずれかの正常で健康な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
リバスチグミンテープ9mg「YP」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
胃酸分泌量が増加し胃潰瘍又は十二指腸潰瘍を誘発又は悪化 |
コリン作動薬 |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
アセチルコリン |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
カルプロニウム |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
ベタネコール |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
アクラトニウム |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
コリンエステラーゼ阻害剤 |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
アンベノニウム |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
ジスチグミン |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
ピリドスチグミン |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
ネオスチグミン |
コリン刺激作用が増強されコリン系副作用<悪心・嘔吐・徐脈等>を引き起こす |
抗コリン作用を有する薬剤 |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
トリヘキシフェニジル |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
ピロヘプチン |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
マザチコール |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
メチキセン |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
ビペリデン |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
ブチルスコポラミン |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
アトロピン |
本剤と抗コリン作用を有する薬剤のそれぞれの効果が減弱 |
サクシニルコリン系筋弛緩剤 |
作用が過剰に現れる |
スキサメトニウム |
作用が過剰に現れる |