処方薬
プレガバリンOD錠50mg「三笠」
後発

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の基本情報

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の概要

商品名 プレガバリンOD錠50mg「三笠」
一般名 プレガバリン口腔内崩壊錠
薬価・規格 16.2円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 三笠製薬
YJコード 1190017F4060
レセプト電算コード 622824301
添付文書PDFファイル

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の主な効果と作用

  • 痛みを伝える神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。
  • 神経障害による痛みや線維筋痛症による痛みをやわらげるお薬です。

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の用途

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、好中球減少症、白血球減少症、血小板減少症、食欲不振、食欲亢進、高脂血症、高血糖、不眠症、錯乱、失見当識

起こる可能性のある重大な副作用

めまい、傾眠、意識消失、転倒、骨折、心不全、低血糖、倦怠感、冷汗、振戦、意識障害、低血糖症状、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、肺水腫、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、血管浮腫、過敏症、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、ショック、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、劇症肝炎、腎不全、アナフィラキシー

上記以外の副作用

多幸気分、異常な夢、幻覚、うつ病、落ち着きのなさ、気分動揺、抑うつ気分、無感情、不安、リビドー消失、睡眠障害、思考異常、浮動性めまい、頭痛、平衡障害、運動失調、注意力障害、感覚鈍麻、嗜眠、構語障害、記憶障害、健忘、錯感覚、協調運動異常、鎮静、認知障害、ミオクローヌス、反射消失、ジスキネジー、精神運動亢進、体位性めまい、知覚過敏、味覚異常、灼熱感、失神、精神的機能障害、会話障害、霧視、複視、視力低下、視覚障害、網膜出血、視野欠損、眼部腫脹、眼痛、眼精疲労、疲労、流涙増加、光視症、斜視、眼乾燥、眼振、回転性めまい、耳鳴、聴覚過敏、動悸、第一度房室ブロック、頻脈、洞性不整脈、洞性徐脈、心室性期外収縮、高血圧、低血圧、ほてり、鼻咽頭炎、いびき、鼻出血、鼻炎、便秘、悪心、下痢、腹痛、嘔吐、腹部膨満、消化不良、鼓腸、胃炎、胃不快感、口内炎、流涎過多、胃食道逆流性疾患、膵炎、舌腫脹、発疹、皮膚そう痒症、湿疹、眼窩周囲浮腫、多汗症、蕁麻疹、脱毛、筋力低下、筋痙縮、関節腫脹、四肢痛、背部痛、重感、関節痛、筋骨格硬直、尿失禁、排尿困難、尿閉、乳房痛、勃起不全、女性化乳房、口渇、異常感、歩行障害、顔面浮腫、無力症、疼痛、圧痕浮腫、胸痛、冷感、悪寒、易刺激性、酩酊感、転落、体重増加、血中CK増加、ALT増加、AST増加、血中アミラーゼ増加、血中クレアチニン増加、体重減少、血中尿酸増加、離人症、無オルガズム症、激越、喚語困難、リビドー亢進、パニック発作、脱抑制、昏迷、嗅覚錯誤、書字障害、眼刺激、散瞳、動揺視、深径覚変化、視覚の明るさ、角膜炎、洞性頻脈、鼻乾燥、鼻閉、咽喉絞扼感、腹水、嚥下障害、丘疹、乏尿、射精遅延、性機能不全、無月経、乳房分泌、月経困難症、乳房肥大、胸部絞扼感、血中カリウム減少

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の用法・用量

  • 〈神経障害性疼痛〉通常、成人には初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は600mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与する
  • 〈線維筋痛症に伴う疼痛〉通常、成人には初期用量としてプレガバリン1日150mgを1日2回に分けて経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として300mgまで漸増した後、300~450mgで維持する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は450mgを超えないこととし、いずれも1日2回に分けて経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与を中止する場合には、少なくとも1週間以上かけて徐々に減量すること〔8.2参照〕
  • 7.2. 腎機能障害患者に本剤を投与する場合は、次に示すクレアチニンクリアランス値を参考として本剤の投与量及び投与間隔を調節すること(また、血液透析を受けている患者では、クレアチニンクリアランス値に応じた1日用量に加えて、血液透析を実施した後に本剤の追加投与を行うこと)、複数の用量が設定されている場合には、低用量から開始し、忍容性が確認され、効果不十分な場合に増量すること
    • なお、ここで示している用法・用量はシミュレーション結果に基づくものであることから、各患者ごとに慎重に観察しながら、用法・用量を調節すること〔9.2腎機能障害患者の項、9.8.1、16.6.2参照〕
  • 1). 〈神経障害性疼痛〉腎機能障害患者に本剤を投与する場合[①クレアチニンクリアランス≧60mL/min:1日投与量150~600mg、初期用量1回75mg1日2回、維持量1回150mg1日2回、最高投与量1回300mg1日2回、②クレアチニンクリアランス≧30-<60mL/min:1日投与量75~300mg、初期用量1回25mg1日3回又は1回75mg1日1回、維持量1回50mg1日3回又は1回75mg1日2回、最高投与量1回100mg1日3回又は1回150mg1日2回、③クレアチニンクリアランス≧15-<30mL/min:1日投与量25~150mg、初期用量1回25mg1日1回もしくは2回又は1回50mg1日1回、維持量1回75mg1日1回、最高投与量1回75mg1日2回又は1回150mg1日1回、④クレアチニンクリアランス<15mL/min:1日投与量25~75mg、初期用量1回25mg1日1回、維持量1回25又は50mg1日1回、最高投与量1回75mg1日1回、⑤血液透析後の補充用量(2日に1回、本剤投与6時間後から4時間血液透析を実施した場合のシミュレーション結果に基づく):初期用量25又は50mg、維持量50又は75mg、最高投与量100又は150mg]
  • 2). 〈線維筋痛症に伴う疼痛〉腎機能障害患者に本剤を投与する場合[①クレアチニンクリアランス≧60mL/min:1日投与量150~450mg、初期用量1回75mg1日2回、維持量1回150mg1日2回、維持量(最高投与量)1回225mg1日2回、②クレアチニンクリアランス≧30-<60mL/min:1日投与量75~225mg、初期用量1回25mg1日3回又は1回75mg1日1回、維持量1回50mg1日3回又は1回75mg1日2回、維持量(最高投与量)1回75mg1日3回、③Ccr≧15-<30mL/min:1日投与量25~150mg、初期用量1回25mg1日1回もしくは2回又は1回50mg1日1回、維持量1回75mg1日1回、維持量(最高投与量)1回100もしくは125mg1日1回又は1回75mg1日2回、④クレアチニンクリアランス<15mL/min:1日投与量25~75mg、初期用量1回25mg1日1回、維持量1回25又は50mg1日1回、維持量(最高投与量)1回50又は75mg1日1回、⑤血液透析後の補充用量(2日に1回、本剤投与6時間後から4時間血液透析を実施した場合のシミュレーション結果に基づく):初期用量25又は50mg、維持量50又は75mg、維持量(最高投与量)75又は100mg(Ccr:クレアチニンクリアランス)]
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

プレガバリンOD錠50mg「三笠」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 呼吸不全、昏睡
オピオイド系鎮痛剤 呼吸不全、昏睡
オキシコドン 認知機能障害及び粗大運動機能障害に対して本剤が相加的に作用
ロラゼパム 認知機能障害及び粗大運動機能障害に対して本剤が相加的に作用
エタノール摂取 認知機能障害及び粗大運動機能障害に対して本剤が相加的に作用
血管浮腫を引き起こす薬剤 血管浮腫<顔面・口・頸部の腫脹など>を発症するリスクが高まる
ACE阻害剤 血管浮腫<顔面・口・頸部の腫脹など>を発症するリスクが高まる
末梢性浮腫を引き起こす薬剤 末梢性浮腫を発症するリスクが高まる
チアゾリジン系薬剤 末梢性浮腫を発症するリスクが高まる、体重増加又は体液貯留を引き起こし心不全が発症又は悪化

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

プレガバリンOD錠50mg「三笠」と主成分が同じ薬

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プレガバリンOD錠50mg「三笠」に関係する解説

プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)

  • プレガバリンOD錠50mg「三笠」は、プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)に分類される。
  • プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)とは、中枢神経系において神経細胞を興奮させるシグナルとなるカルシウムイオンの流入を抑え、興奮性神経伝達物質の過剰な放出を抑えることで鎮痛作用などをあらわす薬。

プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)の代表的な商品名

  • リリカ
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