処方薬
ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」
後発

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の基本情報

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の概要

商品名 ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」
一般名 ナルフラフィン塩酸塩2.5μgカプセル
薬価・規格 131.1円 (2.5μg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 ビオメディクス
YJコード 1190015M1045
レセプト電算コード 622624301
添付文書PDFファイル

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の主な効果と作用

  • かゆみをおさえるお薬です。
  • 中枢神経に働いて、かゆみをおさえる働きがあります。

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の用途

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不眠、便秘、頻尿、夜間頻尿、プロラクチン上昇、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、眠気、浮動性めまい

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAl-P上昇、著しいγ-GTP上昇

上記以外の副作用

頭痛、いらいら感、幻覚、構語障害、レストレスレッグス症候群、振戦、しびれ、口渇、悪心、下痢、嘔吐、食欲不振、腹部不快感、胃炎、口内炎、湿疹、発疹、蕁麻疹、紅斑、丘疹、総胆汁酸上昇、ビリルビン上昇、多尿、動悸、ほてり、血圧上昇、テストステロン低下、甲状腺刺激ホルモン低下、甲状腺刺激ホルモン上昇、抗利尿ホルモン上昇、女性化乳房、好酸球増多、貧血、尿中血陽性、尿中蛋白陽性、倦怠感、胸部不快感、脱力感、回転性めまい、異常感、浮腫、血中リン低下、不穏、せん妄、易怒性、皮膚色素沈着、LDH上昇

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の用法・用量

  • 通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5μgを夕食後又は就寝前に経口投与する
    • なお、症状に応じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること(本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.8.1参照〕
  • 7.2. 〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること(本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.1.1参照〕
  • 7.3. 〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与は1日1回2.5μgから開始し、効果不十分な場合に1日1回5μgへの増量を検討すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血漿中濃度が上昇
アゾール系抗真菌剤 本剤の血漿中濃度が上昇
イトラコナゾール 本剤の血漿中濃度が上昇
ミデカマイシン 本剤の血漿中濃度が上昇
リトナビル 本剤の血漿中濃度が上昇
シクロスポリン 本剤の血漿中濃度が上昇
ニフェジピン 本剤の血漿中濃度が上昇
シメチジン 本剤の血漿中濃度が上昇
催眠・鎮静剤 不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄
抗不安薬 不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄
抗うつ剤 不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄
抗精神病薬 不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄
抗てんかん剤 不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄
オピオイド薬 本剤の作用が増強あるいは減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」に関係する解説

ナルフラフィン(掻痒症改善薬)

  • ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「BMD」は、ナルフラフィン(掻痒症改善薬)に分類される。
  • ナルフラフィン(掻痒症改善薬)とは、体内のオピオイドκ受容体に作用することで、透析や慢性肝疾患などを起因とする強い痒みを改善する薬。

ナルフラフィン(掻痒症改善薬)の代表的な商品名

  • レミッチ
ナルフラフィン(掻痒症改善薬)についての詳しい解説を見る