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ミオカーム内服液33.3%
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ミオカーム内服液33.3%の基本情報

ミオカーム内服液33.3%の概要

商品名 ミオカーム内服液33.3%
一般名 ピラセタム液
薬価・規格 24.9円 (33.3%1mL)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > 液
内用薬 > 液剤 > 液のアイコン
製造会社 ユーシービージャパン
YJコード 1190013S1037
レセプト電算コード 620008741
添付文書PDFファイル

ミオカーム内服液33.3%の主な効果と作用

  • けいれんなどの発作をおさえるお薬です。
  • 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。

ミオカーム内服液33.3%の用途

  • 皮質性ミオクローヌス

ミオカーム内服液33.3%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

白血球減少、眠気、下痢、軟便、肝機能異常、血小板減少、倦怠感、ふらつき感、易怒性、粗暴性、記銘力低下

起こる可能性のある重大な副作用

けいれん発作、白内障、目のかすみ

上記以外の副作用

運動過剰、神経過敏、不安感、抑うつ、不眠、嘔気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、口渇、舌苔、熱感、発汗、胸部圧迫感、筋肉痛、感冒様症状、女性型乳房、血圧上昇、皮疹、ALP増加、CK増加

ミオカーム内服液33.3%の用法・用量

  • 通常、成人は1回12mL(ピラセタムとして4g)を1日3回、3~4日間経口投与する
  • その後患者の状態に合わせて、1回3mL(ピラセタムとして1g)ずつ1日3回の割合で3~4日ごとに増量し、至適用量を決定し、投与を継続する
    • なお、1回15~21mL(ピラセタムとして5~7g)、1日3回まで漸増するが、最高量は1回21mL(ピラセタムとして7g)、1日3回までとし、症状に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. ピラセタムはほぼ100%腎臓から排泄されるため、腎機能障害患者及び腎機能低下している患者に対しては次記基準を参考とし投与量を調節する[1)クレアチニン・クリアランス:60~40mL/分、血清クレアチニン:1.25~1.70mg/dL、ピラセタム投与量:通常量の1/2、2)クレアチニン・クリアランス:40~20mL/分、血清クレアチニン:1.7~3.0mg/dL、ピラセタム投与量:通常量の1/4]
    • なお、クレアチニン・クリアランスが20mL/分以下の患者には禁忌である〔2.2、9.2.1、9.2.2、9.8高齢者の項参照〕
  • 7.2. 本剤は他の抗てんかん剤などとの併用にて使用すること
  • 7.3. 通常投与を中止する場合には3~4日間毎に1回3mL(ピラセタムとして1g)ずつ1日3回の割合で減量すること(連用中における投与量の急激な減量ないし投与の中止により、ミオクローヌス重積状態があらわれることがある)〔11.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミオカーム内服液33.3%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 脳出血
    • 重症腎不全
    • クレアチニン・クリアランスが20mL/分以下
    • 肝機能障害
    • 甲状腺機能亢進症
    • 出血傾向
    • 腎機能障害
    • 腎機能低下
    • ハンチントン病
    • クレアチニン・クリアランス20mL/分~60mL/分

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミオカーム内服液33.3%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
甲状腺ホルモン剤 錯乱、過敏状態、睡眠障害
リオチロニン 錯乱、過敏状態、睡眠障害
レボチロキシン 錯乱、過敏状態、睡眠障害

ミオカーム内服液33.3%と主成分が同じ薬

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