処方薬
ブロナンセリン錠8mg「KN」
後発

ブロナンセリン錠8mg「KN」の基本情報

ブロナンセリン錠8mg「KN」の概要

商品名 ブロナンセリン錠8mg「KN」
一般名 ブロナンセリン8mg錠
薬価・規格 38.6円 (8mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 小林化工
YJコード 1179048F3054
レセプト電算コード 622686701
添付文書PDFファイル

ブロナンセリン錠8mg「KN」の主な効果と作用

  • 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
  • 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。

ブロナンセリン錠8mg「KN」の用途

ブロナンセリン錠8mg「KN」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

筋強剛、ジスキネジー、便秘、糖尿病、過敏症、発疹、湿疹、そう痒、血圧低下、起立性低血圧、血圧上昇

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、CK上昇、血清CPK上昇、CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、遅発性ジスキネジー、口周部不随意運動、不随意運動、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、悪心を不顕性化、嘔吐を不顕性化、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、高血糖悪化、糖尿病悪化、口渇、多飲、多尿、頻尿

上記以外の副作用

心電図異常、QT間隔延長、T波変化、徐脈、不整脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、動悸、心拍数増加、心拍数減少、錐体外路症状、パーキンソン症候群、振戦、流涎過多、寡動、運動緩慢、歩行障害、仮面様顔貌、アカシジア、静座不能、構音障害、嚥下障害、四肢不随意運動、ジストニア、痙攣性斜頚、顔面攣縮、喉頭攣縮、頚部攣縮、眼球上転発作、後弓反張、脂肪肝、LDH上昇、肝機能異常、羞明、眼乾燥、眼調節障害、霧視、胃炎、胃腸炎、食欲亢進、下痢、上腹部痛、腹痛、胃不快感、腹部膨満感、口唇炎、プロラクチン上昇、月経異常、乳汁分泌、射精障害、女性化乳房、勃起不全、排尿困難、尿閉、尿失禁、不眠、不安、焦燥感、易刺激性、眠気、眩暈、ふらつき、頭重、頭痛、興奮、しびれ感、自殺企図、攻撃性、悪夢、過鎮静、脱抑制、抑うつ、幻覚、幻聴、妄想、被害妄想、睡眠障害、行動異常、多動、脳波異常、躁状態、異常感、会話障害、多弁、緊張、好中球増加、リンパ球減少、赤血球増加、貧血、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、血小板減少、異型リンパ球出現、倦怠感、水中毒、脱毛、血糖低下、上気道感染、鼻出血、鼻咽頭炎、四肢痛、体重増加、体重減少、咳嗽、顔面浮腫、嚥下性肺炎、低体温、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中インスリン上昇、血中リン脂質増加、血糖上昇、BUN上昇、BUN減少、血中総蛋白減少、血中カリウム上昇、血中カリウム減少、血中ナトリウム減少、尿中蛋白陽性、尿中ウロビリン陽性、尿糖陽性、過換気、鼻漏、尿潜血陽性

ブロナンセリン錠8mg「KN」の用法・用量

  • ブロナンセリンとして1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量する
  • 維持量として1日8~16mgを2回に分けて食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は24mgを超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブロナンセリン錠8mg「KN」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • CYP3A4を強く阻害する薬剤投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
    • アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>投与中
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 低血圧
    • てんかん
    • 糖尿病
    • パーキンソン病
    • 肥満
    • 薬物過敏症
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 心・血管系疾患
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • CYP3A4阻害作用を有する薬剤を併用
    • レビー小体型認知症
    • 脱水状態
    • 長期臥床
    • 不動状態

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブロナンセリン錠8mg「KN」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> 作用を逆転させ重篤な血圧降下
アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ミコナゾール<経口剤・口腔用剤・注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ホスフルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ポサコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ロピナビル・リトナビル配合剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ネルフィナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ダルナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ホスアンプレナビル 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
シクロスポリン 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ジルチアゼム 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
中枢抑制剤 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
ドパミン作動薬 相互に作用が減弱
レボドパ 相互に作用が減弱
ブロモクリプチン 相互に作用が減弱
血圧降下剤 降圧作用が増強
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース
  • アルコールを含むもの

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