処方薬
ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」
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ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の基本情報

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の概要

商品名 ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」
一般名 ミルナシプラン塩酸塩錠
薬価・規格 9.6円 (12.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド ミルナシプラン塩酸塩錠15mg「AFP」 他
YJコード 1179040F3066
レセプト電算コード 622021601
識別コード NF221
添付文書PDFファイル

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の主な効果と作用

  • ゆううつな気持ちや、不安やイライラ、やる気がなくなるなどのこころの症状や、食欲がなくなる、眠れないなどの体の症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ノルアドレナリンセロトニン)の量を増やすことにより、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分をやわらげる働きがあります。

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の用途

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

倦怠感、起立性低血圧、動悸、血圧上昇、血圧低下、上室性頻拍、眠気、眩暈、ふらつき、立ちくらみ、視調節障害

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、セロトニン症候群、激越、錯乱、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、振戦、協調異常、痙攣、白血球減少、重篤な皮膚障害、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム増加、高張尿、意識障害、食欲不振、頭痛、嘔気、嘔吐、全身倦怠感、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、高血圧クリーゼ

上記以外の副作用

躁転、焦燥感、知覚減退、しびれ感、不眠、頭がボーッとする、筋緊張亢進、アカシジア、口部ジスキネジー、パーキンソン様症状、錐体外路障害、不安、譫妄、被注察感、聴覚過敏、自生思考、過敏症、発疹、悪心、便秘、口渇、腹痛、腹部膨満感、胸やけ、味覚異常、舌異常、食欲亢進、下痢、飲水量増加、排尿障害、頻尿、尿蛋白陽性、尿失禁、熱感、悪寒、冷感、耳鳴、息苦しい、性機能異常、勃起力減退、射精障害、精巣痛、精液漏、トリグリセリド上昇、鼻閉、関節痛、浮腫、CK上昇、CPK上昇、脱力感、胸痛、脱毛

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の用法・用量

  • ミルナシプラン塩酸塩として1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、高齢者には、1日25mgを初期用量とし、1日60mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 尿閉
    • 前立腺疾患
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内
    • 肝障害
    • 眼内圧亢進
    • 痙攣性疾患
    • 高血圧
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 心疾患
    • 腎障害
    • てんかん
    • 排尿困難
    • 緑内障
    • 脳器質障害
    • 統合失調症素因
    • 衝動性が高い併存障害
    • 躁うつ病

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg「AFP」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
MAO阻害剤<リスデキサンフェタミンメシル酸塩・メチルチオニニウム以外> 他の抗うつ剤で併用により発汗、他の抗うつ剤で併用により不穏、他の抗うつ剤で併用により全身痙攣、他の抗うつ剤で併用により異常高熱、他の抗うつ剤で併用により昏睡
セレギリン塩酸塩 他の抗うつ剤で併用により発汗、他の抗うつ剤で併用により不穏、他の抗うつ剤で併用により全身痙攣、他の抗うつ剤で併用により異常高熱、他の抗うつ剤で併用により昏睡
ラサギリンメシル酸塩 他の抗うつ剤で併用により発汗、他の抗うつ剤で併用により不穏、他の抗うつ剤で併用により全身痙攣、他の抗うつ剤で併用により異常高熱、他の抗うつ剤で併用により昏睡
サフィナミドメシル酸塩 他の抗うつ剤で併用により発汗、他の抗うつ剤で併用により不穏、他の抗うつ剤で併用により全身痙攣、他の抗うつ剤で併用により異常高熱、他の抗うつ剤で併用により昏睡
エタノール摂取 他の抗うつ剤で相互に作用を増強
中枢抑制剤 相互に作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用を増強
血圧降下剤 作用を減弱
クロニジン 作用を減弱
炭酸リチウム 他の抗うつ剤で併用によりセロトニン症候群
5-HT1B/1D受容体作動薬 他の抗うつ剤で併用により高血圧、他の抗うつ剤で併用により冠動脈収縮
コハク酸スマトリプタン 他の抗うつ剤で併用により高血圧、他の抗うつ剤で併用により冠動脈収縮
リスデキサンフェタミンメシル酸塩 セロトニン症候群
メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー> セロトニン症候群
ジゴキシン 起立性低血圧、頻脈
エピネフリン 心血管作用<血圧上昇等>を増強
ノルエピネフリン 心血管作用<血圧上昇等>を増強
ベンゾジアゼピン系化合物 傾眠、高炭酸血症、意識障害

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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