エミレース錠10mgの基本情報

関連する可能性がある病気です。

• 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
• 不安、緊張、興奮をしずめて、気持ちを落ち着かせるお薬です。
• 脳内の神経伝達物質（ドパミン）の働きをおさえ、気分を落ち着かせる働きがあります。

• 統合失調症

エミレース錠10mgの副作用

主な副作用

筋強剛、嚥下困難、錐体外路症状、パーキンソン症候群、振戦、流涎、ジスキネジア、舌のもつれ、言語障害、眼球回転、急性ジストニア

起こる可能性のある重大な副作用

無顆粒球症、白血球減少、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、頻脈、血圧変動、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害

上記以外の副作用

アカシジア、静坐不能、発汗、口周部不随意運動、不随意運動、遅発性ジスキネジア、不眠、不安、傾眠、眠気、過剰鎮静、興奮、無力症、うつ状態、知覚異常、脱力倦怠感、焦燥感、イライラ感、頭痛、めまい、ふらつき、口渇、尿閉、月経異常、乳汁分泌、霧視、血圧低下、心悸亢進、Al－P上昇、γ－GTP上昇、便秘、嘔気、嘔吐、食欲不振、発疹、貧血、体重増加、痙攣発作、躁状態、血圧上昇、徐脈、心電図変化、食欲亢進、下痢、体重減少

エミレース錠10mgの用法・用量

• 通常、成人にはネモナプリドとして1日9～36mgを食後に分割経口投与する
  • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日60mgまで増量することができる

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 昏睡状態
  • パーキンソン病
  • 中枢神経抑制剤の強い影響下
  • レビー小体型認知症
  • 肝機能障害
  • 痙攣性疾患
  • 脱水状態
  • 低血圧
  • てんかん
  • 肥満
  • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
  • 脱水を伴う身体的疲弊
  • 心・血管疾患
  • 長期臥床
  • 不動状態

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 高齢者
  • 授乳婦
  • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 乳児
  • 幼児・小児

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 認知症に関連した精神病症状＜承認外効能・効果＞を有する高齢(65歳〜)
  • 小児等(0歳〜14歳)

• アルコールを含むもの