処方薬
スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」
後発

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の基本情報

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の概要

商品名 スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」
一般名 スルトプリド塩酸塩細粒
薬価・規格 28.2円 (50%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 共和薬品
ブランド スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」 他
YJコード 1179032C1054
レセプト電算コード 621524601
添付文書PDFファイル

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の主な効果と作用

  • 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
  • 不安、緊張、興奮をしずめて、気持ちを落ち着かせるお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の働きをおさえ、気分を落ち着かせる働きがあります。

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の用途

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

筋強剛、CK上昇、CPK上昇、便秘、ジスキネジー、動悸、血圧降下、血圧上昇、徐脈、顔面潮紅、心電図変化

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、痙攣、遅発性ジスキネジー、口周部不随意運動、不随意運動、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫

上記以外の副作用

肝障害、錐体外路症状、パーキンソン症候群、振戦、流涎、寡動、歩行障害、仮面様顔貌、アカシジア、静座不能、四肢不随意運動、舌のもつれ、ジストニア、痙攣性斜頚、顔面攣縮、頚部攣縮、構音障害、眼球上転発作、嚥下障害、眼調節障害、羞明、散瞳、発疹、皮膚そう痒感、貧血、顆粒球増加、口渇、下痢、食欲亢進、胃症状、胸やけ、胃部不快感、吐血、腹痛、鼓腸、口内炎、月経異常、乳汁分泌、女性型乳房、射精不能、眠気、傾眠、不眠、不安、焦燥、うつ状態、過剰鎮静、脱力感、倦怠感、意欲減退、無力症、頭痛、頭重、四肢しびれ感、眩暈、ふらつき、立ちくらみ、衝動行為、健忘、知覚異常、眼瞼下垂、自殺企図、譫妄、体重増加、体重減少、胸部痛、胸部苦悶感、排尿障害、尿失禁、腰痛、鼻閉、頻尿、流涙、失神

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の用法・用量

  • スルトプリドとして、1日300~600mgを分割経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減するが、1日1800mgまで増量することができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 重症心不全
    • 頭部外傷後遺症
    • 脳炎
    • 脳腫瘍
    • 脳障害
    • パーキンソン病
    • プロラクチノーマ
    • プロラクチン分泌性下垂体腫瘍
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中
    • QT延長
    • 褐色細胞腫
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 甲状腺機能亢進状態
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 腎障害
    • 低カリウム血症
    • 低血圧
    • てんかん
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 心・血管疾患
    • 著明な徐脈
    • うつ状態
    • 脱水状態
    • 肥満
    • 長期臥床
    • 不動状態

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
QTを延長する薬剤 QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用
イミプラミン QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用
ピモジド QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用
中枢抑制剤 相互に中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 相互に中枢神経抑制作用が増強
麻酔剤 相互に中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 相互に中枢神経抑制作用が増強
エピネフリン 作用を逆転させ重篤な血圧降下
ドパミン作動薬 作用が減弱
レボドパ 作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

スルトプリド塩酸塩細粒50%「アメル」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る