処方薬
ゾテピン細粒50%「アメル」
後発

ゾテピン細粒50%「アメル」の基本情報

ゾテピン細粒50%「アメル」の概要

商品名 ゾテピン細粒50%「アメル」
一般名 ゾテピン50%細粒
薬価・規格 86.0円 (50%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 共和薬品
ブランド ゾテピン細粒10%「アメル」 他
YJコード 1179024C2064
レセプト電算コード 621949002
添付文書PDFファイル

ゾテピン細粒50%「アメル」の主な効果と作用

  • 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で起きる幻覚、妄想などをおさえるお薬です。
  • 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミンなど)の産生や放出を調整し、不安や緊張をやわらげる働きがあります。

ゾテピン細粒50%「アメル」の用途

ゾテピン細粒50%「アメル」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

筋強剛、便秘、ジスキネジー、血圧降下、不整脈、息苦しさ、腹部不快感、下痢、口内炎、食欲亢進、腹部膨満感

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、心電図変化、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、痙攣、痙攣発作、無顆粒球症、白血球減少、肺塞栓症、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、遅発性ジスキネジー、口周部不随意運動、不随意運動、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿

上記以外の副作用

肝障害、錐体外路症状、パーキンソン症候群、手指振戦、流涎、運動減少、歩行障害、膏顔、仮面様顔貌、構音障害、眼球回転発作、嚥下障害、姿勢異常、アカシジア、静座不能、眠気、脳波異常、不眠、不安、焦燥、不穏、興奮、易刺激、性欲亢進、過敏症、発疹、皮膚そう痒感、脱力感、倦怠感、口渇、眩暈、頭痛、頭重、鼻閉、排尿困難、しびれ感、失禁、頻尿、月経異常、乳汁分泌、血清尿酸低下、視覚障害、味覚異常、体重増加、体重減少、瞳孔散大

ゾテピン細粒50%「アメル」の用法・用量

  • ゾテピンとして、1日75~150mgを分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが1日450mgまで増量することができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゾテピン細粒50%「アメル」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 循環虚脱状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
    • 頭部外傷後遺症
    • 脳炎
    • 脳腫瘍
    • 皮質下部の脳障害
    • 褐色細胞腫
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 血液障害
    • 呼吸器感染症
    • 重症喘息
    • 心疾患
    • てんかん
    • 動脈硬化症
    • 肺気腫
    • ロボトミー
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 電撃療法をうけた
    • 脱水状態
    • 肥満
    • 長期臥床
    • 不動状態

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゾテピン細粒50%「アメル」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> 作用を逆転させ重篤な血圧低下
中枢抑制剤 相互に中枢神経抑制作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に中枢神経抑制作用を増強
麻酔剤 相互に中枢神経抑制作用を増強
エタノール摂取 相互に中枢神経抑制作用を増強
血圧降下剤 相互に降圧作用を増強
抗コリン作用を有する薬剤 相互に抗コリン作用を増強
抗コリン性抗パーキンソン病薬 相互に抗コリン作用を増強
三環系抗うつ剤 相互に抗コリン作用を増強
メトクロプラミド 内分泌機能異常、錐体外路症状
ドンペリドン 内分泌機能異常、錐体外路症状
ドパミン作動薬 相互に作用を減弱
レボドパ 相互に作用を減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

ゾテピン細粒50%「アメル」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る