処方薬
アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の基本情報

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の概要

商品名 アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」
一般名 アミトリプチリン塩酸塩錠
薬価・規格 9.8円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 沢井製薬
ブランド アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」 他
YJコード 1179002F1122
レセプト電算コード 620134603
識別コード SW027
添付文書PDFファイル

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の主な効果と作用

  • 脳内の神経伝達物質の働きをよくし、ゆううつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善する働きがあります。
  • 気分が晴々しないゆううつな気持ちをやわらげるお薬です。
  • 神経の働きを活発にし、意欲を高めるお薬です。
  • 夜間のおねしょを改善するお薬です。
  • 膀胱を収縮させる物質(アセチルコリン)の働きをおさえ、膀胱の容量を増やすとともに尿道の筋肉の収縮力を高めて尿がもれるのを防ぐ働きがあります。
  • 末梢神経障害による痛みをやわらげるお薬です。

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の用途

  • 夜尿症
  • 末梢性神経障害性疼痛
  • うつ状態
  • うつ病

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、血圧上昇、動悸、不整脈、心発作、心ブロック、血圧低下、眠気、不眠、口周部不随意運動、不随意運動

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、セロトニン症候群、不安、焦燥、譫妄、興奮、振戦、ミオクロヌス、反射亢進、下痢、心筋梗塞、幻覚、精神錯乱、痙攣、顔浮腫、舌部浮腫、無顆粒球症、骨髄抑制、重篤な血液障害、麻痺性イレウス、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿

上記以外の副作用

パーキンソン症状、運動失調、四肢知覚異常、構音障害、過敏症、発疹、蕁麻疹、白血球減少、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、黄疸、口渇、味覚異常、尿閉、排尿困難、体重増加、ふらつき、頭痛、眩暈、倦怠感、視調節障害、眼内圧亢進

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の用法・用量

  • 1.うつ病・うつ状態:アミトリプチリン塩酸塩として、1日30~75mgを初期用量とし、1日150mgまで漸増し、分割経口投与する
  • まれに300mgまで増量することもある
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
  • 2.夜尿症:アミトリプチリン塩酸塩として、1日10~30mgを就寝前に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
  • 3.末梢性神経障害性疼痛:アミトリプチリン塩酸塩として、1日10mgを初期用量とし、その後、年齢、症状により適宜増減するが、1日150mgを超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 心筋梗塞の回復初期
    • 尿閉
    • 閉塞隅角緑内障
    • 前立腺疾患
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中止後2週間以内
    • 開放隅角緑内障
    • 眼内圧亢進
    • 狭心症
    • 痙攣性疾患
    • 甲状腺機能亢進症
    • 刺激伝導障害
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 心筋梗塞
    • 心疾患
    • 心不全
    • てんかん
    • 排尿困難
    • 発作性頻拍
    • 不整脈
    • 脳器質障害
    • 統合失調症素因
    • 衝動性が高い併存障害
    • 躁うつ病

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、できれば服用・利用しないことが望まれます。
    • 小児等に対するうつ病(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 24歳以下(0歳〜24歳)
    • 50歳以上(50歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、
    • 24歳以下(0歳〜24歳)

アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
モノアミン酸化酵素阻害剤 発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡
セレギリン塩酸塩 発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡
ラサギリンメシル酸塩 発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡
エタノール摂取 本剤の作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 本剤の作用が増強
ブチルスコポラミン臭化物 本剤の作用が増強
中枢抑制剤 本剤の作用が増強、本剤の血中濃度が減少
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が増強、本剤の血中濃度が減少
バルプロ酸 本剤の作用が増強
コリン作動薬 作用を減弱
塩酸ピロカルピン 作用を減弱
血圧降下剤 作用を減弱
グアネチジン硫酸塩 作用を減弱
硫酸ベタニジン 作用を減弱
交感神経作動薬 作用が増強
エピネフリン 作用が増強
ノルエピネフリン 作用が増強
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 本剤の作用を減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用を減弱
カルバマゼピン 本剤の作用を減弱
フェニトイン 本剤の作用を減弱
徐放性カリウム製剤 消化管粘膜刺激
カリウム製剤<腸溶剤> 消化管粘膜刺激
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用を増強
ワルファリンカリウム 抗凝血作用を増強
塩酸トラマドール 痙攣発作の危険性が増大
血糖降下剤 血糖降下作用を増強
インスリン製剤 血糖降下作用を増強
経口血糖降下剤 血糖降下作用を増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用を増強
リトナビル 本剤の作用を増強
ホスアンプレナビル 本剤の作用を増強
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 本剤の作用を増強
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 本剤の作用を増強
フルボキサミン 本剤の作用を増強
パロキセチン 本剤の作用を増強
キニジン 本剤の作用を増強
プロパフェノン 本剤の作用を増強
フレカイニド 本剤の作用を増強
シメチジン 本剤の作用を増強
フェノチアジン系薬剤 本剤の作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」に関係する解説

三環系抗うつ薬(第一世代)

  • アミトリプチリン塩酸塩錠10mg「サワイ」は、三環系抗うつ薬(第一世代)に分類される。
  • 三環系抗うつ薬(第一世代)とは、脳内のノルアドレナリンやセロトニンといった神経伝達物質の働きを改善し、意欲を高め、憂鬱な気分などを改善する薬。

三環系抗うつ薬(第一世代)の代表的な商品名

  • アナフラニール
  • トフラニール、イミドール
  • トリプタノール
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