処方薬
ハルロピテープ32mg
先発

ハルロピテープ32mgの基本情報

ハルロピテープ32mgの概要

商品名 ハルロピテープ32mg
一般名 ロピニロール塩酸塩貼付剤
薬価・規格 753.1円 (32mg1枚)
薬の形状
外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
製造会社 久光製薬
YJコード 1169701S4029
レセプト電算コード 622687501
添付文書PDFファイル

ハルロピテープ32mgの主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体を刺激し、パーキンソン病などの症状を改善する働きがあります。

ハルロピテープ32mgの用途

ハルロピテープ32mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

傾眠、ジスキネジア、悪心、便秘、適用部位紅斑、適用部位そう痒感、幻視、浮動性めまい、体位性めまい、頭痛、不眠

起こる可能性のある重大な副作用

突発的睡眠、幻覚、妄想、興奮、譫妄、極度の傾眠、錯乱、精神症状、悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、ショック症状

上記以外の副作用

錯覚、ジストニア、幻聴、リビドー亢進、回転性めまい、ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常、ビリルビン上昇、AL-P上昇、姿勢異常、CK上昇、背部痛、起立性低血圧、低血圧、起立血圧低下、上室性期外収縮、心室性期外収縮、動悸、血圧上昇、食欲不振、嘔吐、腹部不快感、下痢、消化不良、尿潜血陽性、BUN上昇、尿蛋白陽性、そう痒、適用部位皮膚炎、適用部位発疹、発疹、適用部位刺激感、適用部位腫脹、適用部位色素沈着、過敏症、湿疹、顔面浮腫、浮腫、じん麻疹、けん怠感、末梢性浮腫、LDH上昇、異常感、転倒、胸部不快感、口渇、挫傷、咳嗽、好酸球増加、尿糖陽性、衝動制御障害、病的賭博、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食、躁状態、薬剤離脱症候群、無感情、不安、うつ、疲労感、発汗、疼痛

ハルロピテープ32mgの用法・用量

  • 通常、成人にはロピニロール塩酸塩として1日1回8mgから始め、以後経過を観察しながら、必要に応じて1週間以上の間隔で、1日量として8mgずつ増量する
  • いずれの投与量の場合も1日1回、胸部、腹部、側腹部、大腿部又は上腕部のいずれかの皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロール塩酸塩として1日量64mgを超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)使用は「6.用法及び用量」に従い少量から始め、消化器症状(悪心、嘔吐等)、血圧等の観察を十分に行いながら慎重に増量し、患者毎に適切な維持量を定めること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ハルロピテープ32mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ハルロピテープ32mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ドパミン拮抗剤 本剤の作用が減弱
抗精神病薬 本剤の作用が減弱
メトクロプラミド 本剤の作用が減弱
スルピリド 本剤の作用が減弱
CYP1A2阻害剤 ロピニロールのCmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
シプロフロキサシン ロピニロールのCmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
フルボキサミン ロピニロールのCmax及びAUCがそれぞれ約60%及び84%増加
卵胞ホルモン ロピニロールの血中濃度上昇
抗パーキンソン剤 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
レボドパ ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
アマンタジン塩酸塩 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
ドロキシドパ ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
エンタカポン ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
セレギリン塩酸塩 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
ゾニサミド ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強

ハルロピテープ32mgと主成分が同じ薬

  • 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
    薬価 839.1円 (40mg1枚)
    薬の形状 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
    製造会社 久光製薬
    先発
  • 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
    薬価 753.1円 (32mg1枚)
    薬の形状 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
    製造会社 久光製薬
    先発
  • 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
    薬価 610.9円 (24mg1枚)
    薬の形状 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
    製造会社 久光製薬
    先発
  • 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
    薬価 485.4円 (16mg1枚)
    薬の形状 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
    製造会社 久光製薬
    先発
  • 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤のアイコン
    薬価 312.9円 (8mg1枚)
    薬の形状 外用薬 > 貼付剤 > 貼付剤
    製造会社 久光製薬
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る

ハルロピテープ32mgに関係する解説

ドパミン作動薬(非麦角系)

  • ハルロピテープ32mgは、ドパミン作動薬(非麦角系)に分類される。
  • ドパミン作動薬(非麦角系)とは、脳内でドパミンと同じ様な作用をあらわし、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する薬。

ドパミン作動薬(非麦角系)の代表的な商品名

  • ビ・シフロール
  • ミラペックス
  • レキップ
  • ハルロピテープ
  • ニュープロパッチ
ドパミン作動薬(非麦角系)についての詳しい解説を見る