処方薬
パーキストン配合錠L250
後発

パーキストン配合錠L250の基本情報

パーキストン配合錠L250の概要

商品名 パーキストン配合錠L250
一般名 レボドパ・カルビドパL250錠
薬価・規格 23.0円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 小林化工
ブランド パーキストン配合錠L100 他
YJコード 1169101F2088
レセプト電算コード 622051301
識別コード KN
添付文書PDFファイル

パーキストン配合錠L250の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の量を増やし、パーキンソン病などの症状を改善する働きがあります。

パーキストン配合錠L250の用途

パーキストン配合錠L250の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、不眠、焦燥感、歩行障害、傾眠、眩暈、倦怠感、脱力感、味覚異常、興奮、見当識喪失

起こる可能性のある重大な副作用

Syndrome malin、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、ショック状態、錯乱、幻覚、抑うつ、胃潰瘍悪化、十二指腸潰瘍悪化、溶血性貧血、血小板減少、突発的睡眠、閉塞隅角緑内障、急激な眼圧上昇、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気

上記以外の副作用

振戦増強、しびれ感、妄想、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群、不安感、悪心、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘、腹部膨満感、腹部不快感、腹痛、下痢、胸やけ、唾液分泌過多、口内炎、嚥下障害、排尿異常、顆粒球減少、過敏症、発疹、起立性低血圧、心悸亢進、不整脈、血圧低下、血圧上昇、視覚異常、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、浮腫、BUN上昇、のぼせ感、発汗、脱毛、嗄声、唾液の変色、唾液の黒色変色、筋肉痛、体重減少、痰の変色、口腔内粘膜の変色、汗の変色、尿の変色、便の変色、痰の黒色変色、口腔内粘膜の黒色変色、汗の黒色変色、尿の黒色変色、便の黒色変色、抗DNA抗体陽性

パーキストン配合錠L250の用法・用量

  • 1.レボドパ未服用患者:レボドパ量として1回100~125mg、1日100~300mg経口投与よりはじめ、毎日又は隔日にレボドパ量として100~125mg宛増量し、最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200~250mg、1日3回)とする
    • なお、症状により適宜増減するが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする
  • 2.レボドパ既服用患者:レボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、レボドパ1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ、1日3回に分けて経口投与する
  • 以後、症状により適宜増減して最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200~250mg、1日3回)とするが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする
  • 製剤別投与量は添付文書参照
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パーキストン配合錠L250の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 閉塞隅角緑内障
    • 胃潰瘍
    • 肝障害
    • 気管支喘息
    • 自殺傾向
    • 重篤な心疾患
    • 十二指腸潰瘍
    • 腎障害
    • 精神症状
    • 糖尿病
    • 内分泌系疾患
    • 慢性開放隅角緑内障
    • 重篤な肺疾患
    • レボドパ単味製剤の投与を受けていない
    • レボドパ単味製剤投与中

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パーキストン配合錠L250の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
レセルピン 脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱、作用を増強
テトラベナジン 脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱
血圧降下剤 作用を増強
メチルドパ 作用を増強
節遮断剤 作用を増強
フェノチアジン系薬剤 本剤の作用が減弱
クロルプロマジン 本剤の作用が減弱
ブチロフェノン系製剤 本剤の作用が減弱
ハロペリドール 本剤の作用が減弱
ペロスピロン 本剤の作用が減弱
塩酸パパベリン製剤 本剤の作用が減弱
鉄剤<服用> 本剤の作用が減弱
イソニアジド 本剤の作用が減弱
抗パーキンソン剤 精神神経系の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 精神神経系の副作用が増強
アマンタジン塩酸塩 精神神経系の副作用が増強
ブロモクリプチン 精神神経系の副作用が増強
NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤 本剤の作用を増強
メマンチン塩酸塩 本剤の作用を増強
スピラマイシン レボドパの血中濃度が低下し本剤の作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • 蛋白質が多い食事
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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