処方薬
エンタカポン錠100mg「アメル」
後発

エンタカポン錠100mg「アメル」の基本情報

エンタカポン錠100mg「アメル」の概要

商品名 エンタカポン錠100mg「アメル」
一般名 エンタカポン100mg錠
薬価・規格 26.4円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 共和薬品
YJコード 1169014F1056
レセプト電算コード 622498501
識別コード エンタカポン100アメル
添付文書PDFファイル

エンタカポン錠100mg「アメル」の主な効果と作用

エンタカポン錠100mg「アメル」の用途

エンタカポン錠100mg「アメル」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不眠症、ジスキネジー、ジストニー、便秘、悪心、着色尿、貧血、不安、多汗症、悪夢、妄想

起こる可能性のある重大な副作用

傾眠、幻覚、悪性症候群、高熱、意識障害、昏睡、高度筋硬直、不随意運動、ショック状態、頻脈、不安定血圧、横紋筋融解症、突発的睡眠、幻視、幻聴、CK上昇、急性腎障害、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、錯乱、肝機能障害、胆汁うっ滞性肝炎

上記以外の副作用

病的性欲亢進、頭痛、浮動性めまい、体位性めまい、味覚異常、運動過多、振戦、上腹部痛、下痢、体重減少、胃不快感、食欲不振、嘔吐、レッチング、消化不良、胃炎、腹痛、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、尿潜血陽性、頻尿、BUN上昇、ヘモグロビン減少、白血球数減少、赤血球数減少、白血球数増加、ヘマトクリット減少、鉄欠乏性貧血、けん怠感、末梢性浮腫、口渇、関節痛、筋痛、背部痛、筋痙攣、CK増加、LDH増加、ALP増加、血圧低下、起立性低血圧、高血圧、転倒、呼吸困難、激越、紅斑性皮疹、斑状丘疹状皮疹、蕁麻疹、紫斑、皮膚変色、毛髪変色、髭変色、爪変色、失神、回転性めまい、運動低下、鼓腸、大腸炎、疲労、無力症、細菌感染、血清鉄減少

エンタカポン錠100mg「アメル」の用法・用量

  • 本剤は単独では使用せず、必ずレボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩と併用する
  • 通常、成人にはエンタカポンとして1回100mgを経口投与する
    • なお、症状によりエンタカポンとして1回200mgを投与することができる
  • ただし、1日8回を超えないこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤はレボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用により効果が認められる薬剤であり、単剤では効果が認められない
  • 7.2. 本剤はレボドパの生物学的利用率を高めるため、レボドパによるドパミン作動性の副作用(ジスキネジー等)があらわれる場合があり、このため、本剤の投与開始時又は増量時には患者の状態を十分観察し、ドパミン作動性副作用がみられた場合は、本剤あるいはレボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩を調節すること
  • 7.3. 本剤を1回200mgへ増量した場合、ジスキネジー等が発現することがあるので、増量は慎重に検討すること(また、増量した際は観察を十分に行い、これらの症状が発現した場合には症状の程度に応じて本剤の1回投与量を減量する等適切な処置を行うこと)
  • 7.4. 本剤の増量は慎重に行い、1回200mg、1日1600mgを超えないこと
  • 7.5. 肝障害のある患者では、1回200mgへの増量は必要最小限にとどめること(やむを得ず1回200mgに増量する場合には、観察を十分に行いながら特に慎重に投与すること)〔9.3.1、16.6.2参照〕
  • 7.6. 体重40kg未満の低体重の患者では、1回200mgへの増量は慎重に検討すること〔9.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エンタカポン錠100mg「アメル」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エンタカポン錠100mg「アメル」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗パーキンソン剤 ドパミン作動性副作用、ジスキネジー
COMTにより代謝される薬剤 心拍数増加、不整脈、血圧変動
エピネフリン 心拍数増加、不整脈、血圧変動
ノルエピネフリン 心拍数増加、不整脈、血圧変動
イソプロテレノール 心拍数増加、不整脈、血圧変動
ドパミン 心拍数増加、不整脈、血圧変動
B型モノアミン酸化酵素阻害剤 血圧上昇
セレギリン 血圧上昇
ワルファリン AUCを18%増加、プロトロンビン比<INR値>を13%増加
鉄剤<服用> 当該薬剤の効果が減弱
イストラデフィリン ジスキネジーの発現頻度の上昇
ドパミン受容体刺激作用を有する麦角製剤の治療歴 線維性合併症
ブロモクリプチン 線維性合併症
ペルゴリド 線維性合併症

飲食物との組み合わせ注意

  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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エンタカポン錠100mg「アメル」に関係する解説

COMT阻害薬(パーキンソン病治療薬)

  • エンタカポン錠100mg「アメル」は、COMT阻害薬(パーキンソン病治療薬)に分類される。
  • COMT阻害薬(パーキンソン病治療薬)とは、レボドパ製剤の効き目を高め、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する薬。

COMT阻害薬(パーキンソン病治療薬)の代表的な商品名

  • コムタン
  • スタレボ配合錠
  • オンジェンティス
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