処方薬
プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」
後発

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の基本情報

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の概要

商品名 プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」
一般名 プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠
薬価・規格 78.6円 (1.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
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製造会社 沢井製薬
ブランド プラミペキソール塩酸塩錠0.125mg「サワイ」 他
YJコード 1169012G2075
レセプト電算コード 622520301
識別コード SWPMLA2
添付文書PDFファイル

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体を刺激し、パーキンソン病などの症状を改善する働きがあります。

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の用途

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

傾眠、浮動性めまい、悪心、末梢性浮腫、皮膚そう痒症、発疹、多汗、脱毛症、アレルギー性皮膚炎、筋痙縮、背部痛

起こる可能性のある重大な副作用

突発的睡眠、幻覚、妄想、せん妄、錯乱、激越、幻視、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害、悪性症候群、発熱、無動無言、高度筋硬直、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、血清CK上昇、CK上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇

上記以外の副作用

筋肉疲労、筋力低下、筋骨格硬直、平衡障害、注意力障害、頭痛、過眠症、嗜眠、記憶障害、錯感覚、鎮静、振戦、ジスキネジア、オンオフ現象、回転性めまい、体位性めまい、ジストニア、失神、味覚消失、異常感覚、口内乾燥、起立性低血圧、低血圧、高血圧、霧視、視覚障害、複視、羞明、眼精疲労、不眠、悪夢、強迫性購買、錯覚、パニック発作、病的賭博、食欲亢進、食欲不振、早朝覚醒、過食、体重増加、攻撃性、自殺念慮、便秘、腹部不快感、不快感、腹痛、消化不良、胃炎、嘔吐、体重減少、上腹部痛、腹部膨満、おくび、口内炎、脱水、動悸、心室性期外収縮、尿閉、勃起不全、倦怠感、易刺激性、転倒、ほてり、口渇、しゃっくり、過敏症状、蕁麻疹、網状皮斑、腰痛、めまい、緊張亢進、舌麻痺、運動過多、ミオクローヌス、声が出にくい、知覚減退、唾液増加、苦味、眼のちらつき、視力低下、不安、薬剤離脱症候群、無感情、うつ、疲労感、疼痛、神経過敏、気分高揚感、徘徊、暴食、健忘、異夢、病的性欲亢進、不穏、抑うつ気分、気分変動、性欲減退、失見当識、ねぼけ様症状、胃潰瘍、鼓腸放屁、イレウス、プロラクチン低下、成長ホルモン上昇、血糖値上昇、房室性期外収縮、心拍不整、尿蛋白陽性、排尿頻回、手がピリピリする、胸痛、肺炎、呼吸困難

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の用法・用量

  • 通常、成人にはプラミペキソール塩酸塩水和物として1日量0.375mg1日1回食後経口投与からはじめ、2週目に1日量を0.75mgとし、以後経過を観察しながら、1週間毎に1日量として0.75mgずつ増量し、維持量(標準1日量1.5~4.5mg1日1回食後経口投与)を定める
    • なお、年齢、症状により適宜増減ができるが、1日量は4.5mgを超えないこと
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与は、少量から開始し、幻覚等の精神症状、消化器症状、血圧等の観察を十分に行い、慎重に維持量(標準1日量1.5~4.5mg)まで増量すること〔8.2、9.1.1、9.1.3、11.1.2参照〕
  • 7.2. 腎機能障害患者に対する投与法腎機能障害患者(クレアチニンクリアランスが30-50mL/min)には、治療開始1週間は本剤0.375mgを隔日投与し、増量が必要な場合には患者の状態(精神症状、消化器症状、血圧等)や腎機能に注意しながら慎重に1週間毎に0.375mgずつ漸増すること(なお、最大1日量は2.25mgとする)〔2.2、9.2.1、9.2.2、9.8.2、16.1.2参照〕
  • 1). クレアチニンクリアランス≧50mL/min:1日1回投与、初回投与量0.375mg×1回/日、最大1日量4.5mg(4.5mg×1回)
  • 2). 50mL/min>クレアチニンクリアランス≧30mL/min:治療開始1週間は隔日投与、その後は1日1回投与、初回投与量0.375mg×1回を隔日投与、最大1日量2.25mg(2.25mg×1回)
  • 7.3. 本剤の1日1回食後投与は、できるだけ同じ時間帯に服用すること〔9.2.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度腎機能障害
    • 透析
    • クレアチニンクリアランス30mL/min未満
    • クレアチニンクリアランスが30mL/min未満
    • 幻覚
    • 重篤な心疾患
    • 腎機能障害
    • 精神症状
    • 低血圧症
    • 妄想
    • クレアチニンクリアランス≧50mL/min
    • 50mL/min>クレアチニンクリアランス≧30mL/min
    • クレアチニンクリアランスが30-50mL/min

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カチオン輸送系を介して腎排泄される薬剤 ジスキネジア・幻覚等の副作用が増強
シメチジン ジスキネジア・幻覚等の副作用が増強
アマンタジン塩酸塩 ジスキネジア・幻覚等の副作用が増強、ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
催眠・鎮静剤 作用が増強
エタノール摂取 作用が増強
ドパミン拮抗剤 本剤の作用が減弱
フェノチアジン系薬剤 本剤の作用が減弱
ブチロフェノン系製剤 本剤の作用が減弱
メトクロプラミド 本剤の作用が減弱
ドンペリドン 本剤の作用が減弱
抗パーキンソン剤 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
レボドパ ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
ドロキシドパ ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
エンタカポン ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
セレギリン塩酸塩 ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強
ゾニサミド ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」と主成分が同じ薬

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プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」に関係する解説

ドパミン作動薬(非麦角系)

  • プラミペキソール塩酸塩LA錠1.5mgMI「サワイ」は、ドパミン作動薬(非麦角系)に分類される。
  • ドパミン作動薬(非麦角系)とは、脳内でドパミンと同じ様な作用をあらわし、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する薬。

ドパミン作動薬(非麦角系)の代表的な商品名

  • ビ・シフロール
  • ミラペックス
  • レキップ
  • ハルロピテープ
  • ニュープロパッチ
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