ドパストン静注25mgに関係する解説
レボドパ製剤(パーキンソン病治療薬)
- ドパストン静注25mgは、レボドパ製剤(パーキンソン病治療薬)に分類される。
- レボドパ製剤(パーキンソン病治療薬)とは、脳内に移行しドパミンへ変化し、パーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善する薬。
レボドパ製剤(パーキンソン病治療薬)の代表的な商品名
- ネオドパストン、メネシット
- マドパー、イーシー・ドパール、ネオドパゾール
- スタレボ
- デュオドーパ配合経腸用液
- ヴィアレブ配合持続皮下注
| 商品名 | ドパストン静注25mg |
|---|---|
| 一般名 | レボドパ注射液 |
| 薬価・規格 | 193.0円 (0.25%10mL1管) |
| 薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
| 製造会社 | 大原薬品 |
| ブランド | ドパストン散98.5% 他 |
| YJコード | 1164400A1045 |
| レセプト電算コード | 620008889 |
頭重感、不眠、妄想、興奮、傾眠、めまい、倦怠感、嘔吐、食欲不振、口渇、下痢
幻覚、悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、ショック状態、錯乱、抑うつ、溶血性貧血、血小板減少、突発的睡眠、閉塞隅角緑内障、急激な眼圧上昇、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気
血圧低下、血圧上昇、心悸亢進、耳鳴、熱感、汗の変色、汗の黒色変色、貧血、見当識障害、味覚異常、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群、便秘、唾液分泌過多、胸やけ、排尿異常、白血球減少、過敏症、発疹、不整脈、視覚異常、AST上昇、ALT上昇、浮腫、嗄声、発汗、筋肉痛、脱毛、唾液の変色、痰の変色、口腔内粘膜の変色、尿の変色、便の変色、唾液の黒色変色、痰の黒色変色、口腔内粘膜の黒色変色、尿の黒色変色、便の黒色変色
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| レセルピン | 脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱、作用を増強 |
| テトラベナジン | 脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱 |
| 血圧降下剤 | 作用を増強 |
| メチルドパ | 作用を増強 |
| フェノチアジン系薬剤 | 本剤の作用が減弱 |
| クロルプロマジン | 本剤の作用が減弱 |
| ブチロフェノン系製剤 | 本剤の作用が減弱 |
| ハロペリドール | 本剤の作用が減弱 |
| ペロスピロン | 本剤の作用が減弱 |
| ピリドキシン | 本剤の作用が減弱、末梢での本剤の脱炭酸化を促進 |
| 塩酸パパベリン製剤 | 本剤の作用が減弱 |
| 鉄イオン含有製剤 | 本剤の作用が減弱 |
| イソニアジド | 本剤の作用が減弱 |
| 全身麻酔 | 不整脈 |
| ハロタン | 不整脈 |
| 抗パーキンソン剤 | 精神神経系の副作用が増強 |
| 抗コリン作用を有する薬剤 | 精神神経系の副作用が増強 |
| アマンタジン塩酸塩 | 精神神経系の副作用が増強 |
| ブロモクリプチン | 精神神経系の副作用が増強 |
| NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤 | 本剤の作用を増強 |
| メマンチン塩酸塩 | 本剤の作用を増強 |