ドパストンカプセル250mg

ドパストンカプセル250mgの概要

商品名	ドパストンカプセル250mg
一般名	レボドパカプセル同一成分での薬価比較
薬価・規格	18.3円 (250mg1カプセル)
薬の形状	内用薬 > カプセル剤 > カプセル
製造会社	大原薬品
ブランド	ドパストン散98.5% 他ブランドの詳細
YJコード	1164001M2031
レセプト電算コード	620008660
識別コード	ﾄﾞﾊﾟｽﾄﾝ250ｵｰﾊﾗ

添付文書PDFファイル

ドパストンカプセル250mgに関連する病気

関連する可能性がある病気です。

パーキンソン病	関連する薬病気の解説

ドパストンカプセル250mgの主な効果と作用

手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
脳内の神経伝達物質（ドパミン）の量を増やし、パーキンソン病などの症状を改善する働きがあります。

ドパストンカプセル250mgの用途

ドパストンカプセル250mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不随意運動、嘔気、嘔吐、食欲不振、起立性低血圧、貧血、興奮、めまい、倦怠感、不眠、妄想

起こる可能性のある重大な副作用

幻覚、抑うつ、悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、ショック状態、錯乱、溶血性貧血、血小板減少、突発的睡眠、閉塞隅角緑内障、急激な眼圧上昇、霧視、眼痛、充血、頭痛

上記以外の副作用

傾眠、味覚異常、口渇、便秘、胸やけ、下痢、唾液分泌過多、腹痛、腹部膨満感、排尿異常、過敏症、発疹、血圧低下、血圧上昇、心悸亢進、不整脈、視覚異常、AST上昇、ALT上昇、浮腫、発汗、熱感、体重減少、筋肉痛、耳鳴、脱毛、唾液の変色、尿の変色、唾液の黒色変色、尿の黒色変色、多弁、見当識障害、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群、白血球減少、嗄声、痰の変色、口腔内粘膜の変色、汗の変色、便の変色、痰の黒色変色、口腔内粘膜の黒色変色、汗の黒色変色、便の黒色変色

ドパストンカプセル250mgの用法・用量

通常成人1日量1～3カプセル（レボドパとして250～750mg）を1～3回に分けて食後直ちに経口投与する
その後2～3日毎に1日量として1カプセル（レボドパとして250mg）宛増量し、症例毎に最適投与量を定め維持量とする
（標準維持量1日1.5～3.5g）
なお年齢、症状に応じて適宜増減する

※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ドパストンカプセル250mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 過敏症
- 閉塞隅角緑内障
- 胃潰瘍
- 肝機能障害
- 気管支喘息
- 自殺傾向
- 重篤な心疾患
- 十二指腸潰瘍
- 腎機能障害
- 精神症状
- 糖尿病
- 内分泌系疾患
- 慢性開放隅角緑内障
- 重篤な肺疾患

患者の属性に応じた注意喚起

以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 高齢者

ドパストンカプセル250mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名	影響
レセルピン	脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱、作用を増強
テトラベナジン	脳内ドパミンが減少し本剤の作用が減弱
血圧降下剤	作用を増強
メチルドパ	作用を増強
フェノチアジン系薬剤	本剤の作用が減弱
クロルプロマジン	本剤の作用が減弱
ブチロフェノン系製剤	本剤の作用が減弱
ハロペリドール	本剤の作用が減弱
ペロスピロン	本剤の作用が減弱
ピリドキシン	本剤の作用が減弱、末梢での本剤の脱炭酸化を促進
塩酸パパベリン製剤	本剤の作用が減弱
鉄剤＜服用＞	本剤の作用が減弱
イソニアジド	本剤の作用が減弱
全身麻酔	不整脈
ハロタン	不整脈
抗パーキンソン剤	精神神経系の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤	精神神経系の副作用が増強
アマンタジン塩酸塩	精神神経系の副作用が増強
ブロモクリプチン	精神神経系の副作用が増強
NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤	本剤の作用を増強
メマンチン塩酸塩	本剤の作用を増強