処方薬
アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」
後発

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の基本情報

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の概要

商品名 アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」
一般名 アマンタジン塩酸塩50mg錠
薬価・規格 5.8円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 コーアイセイ
ブランド アマンタジン塩酸塩散10%「イセイ」 他
YJコード 1161001F1166
レセプト電算コード 620117101
識別コード IC53
添付文書PDFファイル

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)の量を増やしたり、働きを調整します。
  • 脳梗塞後のゆううつな気分、意欲や自発性が低下した状態を改善するお薬です。
  • A型インフルエンザウイルスのヒト細胞内への侵入を防ぎ、ウイルスの増殖をおさえる働きがあります。
  • A型インフルエンザを治療するお薬です。

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の用途

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不随意運動、睡眠障害、眠気、不安、気分高揚、激越、失調、興奮、眩暈、頭痛、頭重

起こる可能性のある重大な副作用

悪性症候群、Syndrome malin、高熱、意識障害、高度筋硬直、ショック症状、白血球増加、血清CK上昇、CK上昇、血清CPK上昇、CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、視力低下、びまん性表在性角膜炎、角膜浮腫様症状、心不全、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、腎障害、昏睡、精神症状、幻覚、妄想、譫妄、錯乱、痙攣、ミオクロヌス、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎不全

上記以外の副作用

神経過敏、集中力障害、振戦、ジスキネジー、欲動亢進、言語障害、歩行障害悪化、抑うつ、失見当識、躁状態、悪夢、視調節障害、霧視、便秘、下痢、食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、口渇、立ちくらみ、起立性低血圧、排尿障害、血圧低下、動悸、過敏症、多形滲出性紅斑、発疹、光線過敏症、Al-P上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、低体温、尿失禁、倦怠感、発汗、網状皮斑、下肢浮腫、胸痛、白血球減少

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の用法・用量

  • 1.脳梗塞後遺症の場合:アマンタジン塩酸塩として1日100~150mgを2~3回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減する
  • 2.パーキンソン症候群の場合:アマンタジン塩酸塩として初期量1日100mgを1~2回に分割経口投与し、1週間後に維持量として1日200mgを2回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減できるが、1日300mg3回分割経口投与までとする
  • 3.A型インフルエンザウイルス感染症の場合:アマンタジン塩酸塩として1日100mgを1~2回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減する
    • 但し、高齢者及び腎障害のある患者では投与量の上限を1日100mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 透析を必要とするような重篤な腎障害
    • 精神障害
    • 中枢神経系に作用する薬剤投与中
    • 肝障害
    • 精神疾患
    • 腎機能低下
    • 心血管疾患
    • 腎障害
    • 低血圧
    • 閉塞隅角緑内障
    • 末梢性浮腫
    • うっ血性心疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アマンタジン塩酸塩錠50mg「イセイ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗パーキンソン剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
レボドパ 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
プラミペキソール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強、ジスキネジー・幻覚等の副作用が増強
タリペキソール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
ドロキシドパ 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
中枢興奮剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
メタンフェタミン 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
食欲抑制剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
マジンドール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
チアジド系薬剤 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
カリウム保持性利尿剤 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤 相互に作用を増強
メマンチン 相互に作用を増強

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