ロピオン静注50mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
嘔気、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、熱感、倦怠感、過敏症、そう痒感、発疹、下痢、Al-P上昇
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、胸内苦悶、悪寒、冷汗、呼吸困難、四肢しびれ感、血圧低下、血管浮腫、蕁麻疹、急性腎障害、ネフローゼ症候群、重篤な腎障害、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、胃腸出血、痙攣、意識障害、意識喪失、喘息発作、喘鳴、呼吸困難感、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、再生不良性貧血
上記以外の副作用
頭痛、眠気、血圧上昇、動悸、血小板減少、血小板機能低下、出血時間延長、疼痛、皮下出血
ロピオン静注50mgの用法・用量
- 通常、成人にはフルルビプロフェン アキセチルとして1回50mgをできるだけゆっくり静脈内注射する
- その後、必要に応じて反復投与する
- ただし、本剤の使用は経口投与が不可能な場合又は効果が不十分な場合とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 患者の状態に注意し、できるだけゆっくり(1分間以上の時間をかけて)投与すること
- 7.2. 経口投与が不可能な患者に投与した場合は、経口投与が可能になれば速やかに投与を中止し、経口投与に切り替えること
- 7.3. 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
エノキサシン水和物 |
痙攣 |
ロメフロキサシン |
痙攣 |
ノルフロキサシン |
痙攣 |
プルリフロキサシン |
痙攣 |
ニューキノロン系抗菌剤<ENX・LFLX・NFLX・PUFXは併用禁忌> |
痙攣 |
オフロキサシン |
痙攣 |
クマリン系抗凝血剤 |
作用を増強 |
ワルファリン |
作用を増強 |
メトトレキサート製剤 |
作用が増強され中毒症状<貧血・血小板減少等> |
リチウム製剤 |
血中濃度が上昇しリチウム中毒 |
炭酸リチウム |
血中濃度が上昇しリチウム中毒 |
チアジド系薬剤 |
作用を減弱 |
ヒドロクロロチアジド |
作用を減弱 |
ループ利尿剤 |
作用を減弱 |
フロセミド |
作用を減弱 |
副腎皮質ホルモン剤 |
相互に消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等>が増強 |
メチルプレドニゾロン |
相互に消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等>が増強 |
CYP2C9阻害剤 |
フルルビプロフェンの血中濃度が上昇 |
フルコナゾール |
フルルビプロフェンの血中濃度が上昇 |