ソレトン錠80の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
胃不快感、胃痛、嘔気、心窩部痛、下痢、胃重感、胸やけ、口内炎、悪心、食欲不振、腹痛
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、血圧低下、冷汗、悪寒、発疹、かゆみ、紅潮、顔面浮腫、浮腫、蕁麻疹、急性腎障害、ネフローゼ症候群、腎機能障害、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、乏尿、蛋白尿、低蛋白血症、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、大腸潰瘍、出血、出血性大腸炎、小腸潰瘍、穿孔、無顆粒球症、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、溶血性貧血、再生不良性貧血、心筋梗塞、脳血管障害、心血管系血栓塞栓性事象、消化性潰瘍、白血球減少
上記以外の副作用
嘔吐、皮疹、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値低下、赤血球減少、好酸球増加、過敏症、光線過敏症、ほてり、頻尿、便秘、腹部膨満感、舌炎、口渇、眠気、めまい、頭痛、しびれ、しびれ感、湿疹、そう痒、血小板増加、白血球増加、血尿、倦怠感、排尿痛、排尿障害、発熱
ソレトン錠80の用法・用量
- 通常、成人にザルトプロフェン1回80mg、1日3回経口投与する
- 頓用の場合は、1回80~160mgを経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
- 7.2. 高齢者に投与する際には消化器症状等患者の状態を観察しながら、投与回数を減らす(例えば1回80mg1日2回)か又は休薬するなど必要最低限の使用にとどめるよう慎重に投与すること(本剤は血漿蛋白結合率が高く、また、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では、血漿アルブミンが減少していることが多く、腎機能も低下していることがあり、高い血中濃度が持続するおそれがある)〔16.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
ニューキノロン系抗菌剤 |
痙攣 |
エノキサシン |
痙攣 |
クマリン系抗凝血剤 |
抗凝血作用を増強 |
ワルファリンカリウム |
抗凝血作用を増強 |
スルホニルウレア系薬剤 |
血糖降下作用を増強 |
トルブタミド |
血糖降下作用を増強 |
チアジド系薬剤 |
作用を減弱 |
ヒドロクロロチアジド |
作用を減弱 |
リチウム製剤 |
作用を増強 |
炭酸リチウム |
作用を増強 |
メトトレキサート製剤 |
作用を増強 |