処方薬
ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」
後発

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の基本情報

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の概要

商品名 ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」
一般名 ピロキシカム10mgカプセル
薬価・規格 5.7円 (10mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 鶴原製薬
ブランド ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」 他
YJコード 1149017M1102
レセプト電算コード 620097508
識別コード 10mg
添付文書PDFファイル

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげるお薬です。

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の用途

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、貧血、胃部痛、腹部痛、胃部不快感、腹部不快感、胃もたれ、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢

起こる可能性のある重大な副作用

消化性潰瘍、穿孔、吐血、下血、胃腸出血、ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、潮紅、血管浮腫、呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、再生不良性貧血、骨髄機能抑制、急性腎不全、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇

上記以外の副作用

軟便、口内炎、便秘、舌炎、胃炎、腹部膨満感、膵炎、顆粒球減少、血小板減少、紫斑、血小板機能低下、出血時間延長、白血球増加、赤血球減少、Al-P上昇、LDH上昇、蛋白尿、過敏症、発疹、そう痒、光線過敏症、湿疹、発赤、眠気、眩暈、頭痛、耳鳴、手足のしびれ、口渇、全身倦怠感、肩こり、発熱、動悸、ほてり、腫脹

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の用法・用量

  • ピロキシカムとして、20mgを1日1回食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • リトナビル投与中
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝障害
    • 感染による炎症
    • 気管支喘息
    • クローン病
    • 血液異常
    • 高血圧症
    • 出血傾向
    • 心機能障害
    • 腎障害
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピロキシカムカプセル10mg「ツルハラ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リトナビル<ノービア> 本剤の血中濃度が大幅に上昇し重篤な副作用
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリン 作用を増強
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 出血傾向が増強
アスピリン 血小板凝集抑制作用が減弱、双方又は一方の医薬品の副作用の発現頻度が増加
非ステロイド系抗炎症剤 消化性潰瘍・胃腸出血の発現が高まる
副腎皮質ホルモン剤 消化性潰瘍・胃腸出血の発現が高まる
プレドニゾロン 消化性潰瘍・胃腸出血の発現が高まる
抗血小板剤 胃腸出血の発現が高まる
リチウム製剤 血中濃度が上昇しリチウム中毒
炭酸リチウム 血中濃度が上昇しリチウム中毒
メトトレキサート製剤 作用が増強
ジゴキシン 作用が増強
ジギトキシン 作用が増強
チアジド系薬剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿薬の作用が減弱
ヒドロクロロチアジド 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿薬の作用が減弱
フロセミド 作用が減弱
カリウム保持性利尿剤 降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
スピロノラクトン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
エプレレノン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症
ACE阻害剤 降圧作用が減弱
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 降圧作用が減弱
β-遮断剤 降圧作用が減弱
コレスチラミン<経口> 本剤の排泄が促進され血中濃度半減期が短縮
シクロスポリン 腎毒性が高まる
タクロリムス水和物 腎毒性が高まる

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