処方薬
クリノリル錠100
先発

クリノリル錠100の基本情報

クリノリル錠100の概要

商品名 クリノリル錠100
一般名 スリンダク錠
薬価・規格 11.5円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日医工
ブランド クリノリル錠50 他
YJコード 1149015F2020
レセプト電算コード 611140138
識別コード n052
添付文書PDFファイル

クリノリル錠100の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげるお薬です。

クリノリル錠100の用途

クリノリル錠100の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、発疹、浮腫、食欲不振、消化不良、胃腸炎、便秘、下痢、口内炎、そう痒、肝機能異常

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状、冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下、胃腸出血、胃腸穿孔、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死症、Lyell症候群、血管浮腫、うっ血性心不全、再生不良性貧血、無顆粒球症、骨髄抑制、急性腎不全、急性間質性腎炎、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、膵炎、無菌性髄膜炎、項部硬直、発熱、頭痛、悪心、嘔吐、意識混濁、肝機能障害、消化性潰瘍、肝炎、黄疸

上記以外の副作用

AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、腹部不快感、胃腸痙攣、神経過敏、不眠、発汗、無力症、抑うつ、精神障害、多形紅斑、光線過敏症、過敏症、粘膜乾燥、寒気、胆汁うっ滞、胆石、血圧上昇、溶血性貧血、血小板機能低下、出血時間延長、結晶尿、難聴、貧血、胃炎、鼓腸放屁、口渇、舌荒れ、眩暈、傾眠、知覚異常、脱毛、口内粘膜糜爛、蕁麻疹、発赤、ほてり、好酸球増多、心悸亢進、白血球減少、血小板減少、紫斑、耳鳴、視力障害、味覚異常

クリノリル錠100の用法・用量

  • スリンダクとして、通常成人1日量300mgを1日2回(朝夕)に分けて、食直後に経口投与する
    • なお、疾患、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

クリノリル錠100の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 胃腸出血
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • MCTD
    • SLE
    • 混合性結合組織病
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝障害
    • 感染による炎症
    • 気管支喘息
    • クローン病
    • 血液異常
    • 出血傾向
    • 心機能異常
    • 腎障害
    • 全身性エリテマトーデス
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • 消耗性疾患
    • 高熱を伴う高齢者
    • 高熱を伴う小児

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

クリノリル錠100の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇しその副作用を増強
経口抗凝血剤 プロトロンビン時間の延長
ワルファリンカリウム プロトロンビン時間の延長
血糖降下剤 血糖降下作用が増強
トルブタミド 血糖降下作用が増強
ACE阻害剤 更に腎機能が悪化
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 更に腎機能が悪化
チアジド系薬剤 利尿降圧作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 利尿降圧作用を減弱
アスピリン 消化器系の副作用の発現率が上昇、活性代謝物<スルフィド体>の血中濃度が低下
シクロスポリン 腎毒性が増強

クリノリル錠100と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 11.5円 (100mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日医工
    先発
  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 8.9円 (50mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日医工
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る

クリノリル錠100に関係する解説

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)

  • クリノリル錠100は、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)に分類される。
  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)とは、体内で炎症などを引きおこす体内物質プロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬。

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)の代表的な商品名

  • ロキソニン
  • アスピリン
  • セレコックス
  • ボルタレン
  • ナイキサン
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)についての詳しい解説を見る