処方薬
インドメタシン坐剤シオエ50

インドメタシン坐剤シオエ50の基本情報

インドメタシン坐剤シオエ50の概要

商品名 インドメタシン坐剤シオエ50
一般名 インドメタシン坐剤
薬価・規格 19.3円 (50mg1個)
薬の形状
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤のアイコン
製造会社 シオエ製薬
ブランド インドメタシン坐剤シオエ25 他
YJコード 1145700J3144
レセプト電算コード 620001383
識別コード 50mg@101
添付文書PDFファイル

インドメタシン坐剤シオエ50の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげる坐薬です。

インドメタシン坐剤シオエ50の用途

インドメタシン坐剤シオエ50の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、浮腫、腹痛、食欲不振、消化不良、悪心、嘔吐、下痢、軟便、便秘、直腸粘膜刺激症状

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状、冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下、消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、腸管狭窄、腸管閉塞、潰瘍性大腸炎、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制、無顆粒球症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、喘息発作、アスピリン喘息、急性呼吸障害、急性腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、痙攣、昏睡、錯乱、性器出血、うっ血性心不全、肺水腫、血管浮腫、肝機能障害、黄疸

上記以外の副作用

直腸炎、腹部膨満感、口渇、口内炎、胃炎、限局性回腸炎、膵炎、紫斑病、顆粒球減少、血小板減少、血小板機能低下、出血時間延長、脱毛、結節性紅斑、過敏症、発疹、そう痒、蕁麻疹、脈管炎、結膜炎、耳鳴、角膜混濁、網膜障害、霧視、視覚異常、眼窩及びその周囲の疼痛、難聴、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、頭痛、眠気、眩暈、抑うつ、不眠、知覚異常、脱力感、ふらつき感、疲労、神経過敏、不安、離人症、振戦、失神、末梢神経炎、動悸、血圧上昇、不快、発汗亢進、ほてり、鼻出血、頻尿、尿糖、高血糖、胸痛

インドメタシン坐剤シオエ50の用法・用量

  • インドメタシンとして、1回25~50mgを1日1~2回直腸内に投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 本剤の極量は1日200mgである
  • 低体温によるショックを起こすことがあるので、高齢者に投与する場合には、少量から投与を開始する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

インドメタシン坐剤シオエ50の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 痔疾
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 重篤な膵炎
    • 消化性潰瘍
    • 直腸炎
    • 直腸出血
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • トリアムテレン投与中
    • SLE
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝障害
    • 感染による炎症
    • 気管支喘息
    • クローン病
    • 血液異常
    • 高血圧症
    • 出血傾向
    • 心機能異常
    • 腎障害
    • 膵炎
    • 全身性エリテマトーデス
    • 中枢神経系疾患
    • てんかん
    • パーキンソン症候群
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • 消耗性疾患
    • 高熱を伴う高齢者

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

インドメタシン坐剤シオエ50の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
トリアムテレン 相互に副作用が増強され急性腎不全
プロベネシド 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アスピリン 消化器系の副作用の発現率が上昇、本剤の作用が減弱
ワルファリン 作用を増強し出血の危険性が増大
血液凝固阻止剤 作用を増強し出血の危険性が増大
抗血小板剤 作用を増強し出血の危険性が増大
レビパリン 作用を増強し出血の危険性が増大
クロピドグレル 作用を増強し出血の危険性が増大
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇しその副作用を増強
リチウム製剤 血中リチウム濃度が上昇しリチウム中毒
β-遮断剤 降圧作用を減弱
ACE阻害剤 降圧作用を減弱、更に腎機能が悪化
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 降圧作用を減弱、更に腎機能が悪化
ループ利尿剤 利尿降圧作用を減弱
フロセミド 利尿降圧作用を減弱
チアジド系及びその類似降圧利尿剤 利尿降圧作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 利尿降圧作用を減弱
カリウム保持性利尿剤 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
スピロノラクトン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
エプレレノン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
ジゴキシン 血中ジゴキシン濃度が上昇し作用が増強
シクロスポリン 腎毒性が増強
レンチナン 消化管潰瘍、消化管穿孔

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