処方薬
インドメタシン坐剤25mg「JG」

インドメタシン坐剤25mg「JG」の基本情報

インドメタシン坐剤25mg「JG」の概要

商品名 インドメタシン坐剤25mg「JG」
一般名 インドメタシン坐剤
薬価・規格 19.7円 (25mg1個)
薬の形状
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤のアイコン
製造会社 長生堂製薬
ブランド インドメタシン坐剤12.5mg「JG」 他
YJコード 1145700J2318
レセプト電算コード 620078542
識別コード JGC9425
添付文書PDFファイル

インドメタシン坐剤25mg「JG」の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげる坐薬です。

インドメタシン坐剤25mg「JG」の用途

インドメタシン坐剤25mg「JG」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、浮腫、腹痛、食欲不振、消化不良、悪心、嘔吐、下痢、軟便、便秘、直腸粘膜刺激症状

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下、消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、腸管狭窄、腸管閉塞、潰瘍性大腸炎、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制、無顆粒球症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、喘息発作、アスピリン喘息、急性呼吸障害、急性腎障害、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、高カリウム血症、低アルブミン血症、痙攣、性器出血、うっ血性心不全、肺水腫、血管浮腫、肝機能障害、黄疸、昏睡、錯乱

上記以外の副作用

発疹、そう痒、頭痛、眠気、めまい、不快、発汗亢進、限局性回腸炎、膵炎、顆粒球減少、血小板減少、血小板機能低下、出血時間延長、脱毛、結節性紅斑、過敏症、脈管炎、角膜混濁、網膜障害、霧視、視覚異常、眼窩及びその周囲の疼痛、難聴、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、疲労、神経過敏、不安、振戦、失神、末梢神経炎、頻尿、尿糖、高血糖、胸痛、直腸炎、腹部膨満感、口渇、口内炎、胃炎、紫斑病、蕁麻疹、結膜炎、耳鳴、抑うつ、不眠、知覚異常、脱力感、離人症、ふらつき感、動悸、血圧上昇、ほてり、鼻出血

インドメタシン坐剤25mg「JG」の用法・用量

  • インドメタシンとして、通常成人1回25mg~50mgを1日1~2回直腸内に投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 低体温によるショックを起こすことがあるので、高齢者に投与する場合には、少量から投与を開始する
  • (用法及び用量に関連する注意)他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

インドメタシン坐剤25mg「JG」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 痔疾
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な腎機能障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な膵炎
    • 消化性潰瘍
    • 直腸炎
    • 直腸出血
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • トリアムテレン投与中
    • 感染症
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • SLE
    • 潰瘍性大腸炎
    • クローン病
    • 出血傾向
    • 消耗性疾患
    • 全身性エリテマトーデス
    • 中枢神経系疾患
    • てんかん
    • パーキンソン症候群
    • 高熱を伴う高齢者
    • 心機能異常<重篤な心機能不全を除く>
    • 血液異常<重篤な血液異常を除く>
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 高血圧症<重篤な高血圧症を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>
    • 気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>
    • 膵炎<重篤な膵炎を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

インドメタシン坐剤25mg「JG」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
トリアムテレン 相互に副作用が増強され急性腎障害
プロベネシド 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アスピリン 消化器系の副作用の発現率が上昇、本剤の作用が減弱
ワルファリン 作用を増強し出血の危険性が増大
血液凝固阻止剤 作用を増強し出血の危険性が増大
抗血小板剤 作用を増強し出血の危険性が増大
クロピドグレル 作用を増強し出血の危険性が増大
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇しその副作用を増強
リチウム製剤 血中リチウム濃度が上昇しリチウム中毒
β-遮断剤 降圧作用を減弱
プロプラノロール 降圧作用を減弱
アテノロール 降圧作用を減弱
酒石酸メトプロロール 降圧作用を減弱
ACE阻害剤 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
マレイン酸エナラプリル 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
デラプリル塩酸塩 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
塩酸イミダプリル 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
ロサルタンカリウム 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
カンデサルタンシレキセチル 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
バルサルタン 降圧作用を減弱、さらに腎機能が悪化
ループ利尿剤 利尿降圧作用を減弱
フロセミド 利尿降圧作用を減弱
チアジド系及びその類似降圧利尿剤 利尿降圧作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 利尿降圧作用を減弱
カリウム保持性利尿剤 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
スピロノラクトン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
エプレレノン 降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症
ジゴキシン 血中ジゴキシン濃度が上昇し作用が増強
シクロスポリン 腎毒性が増強
レンチナン 消化管潰瘍、消化管穿孔

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