処方薬
パラセタ坐剤100
後発

パラセタ坐剤100の基本情報

パラセタ坐剤100の概要

商品名 パラセタ坐剤100
一般名 アセトアミノフェン100mg坐剤
薬価・規格 19.7円 (100mg1個)
薬の形状
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤
外用薬 > 挿入剤 > 坐剤のアイコン
製造会社 シオエ製薬
ブランド パラセタ坐剤小児用50 他
YJコード 1141700J2084
レセプト電算コード 660453032
識別コード @106
添付文書PDFファイル

パラセタ坐剤100の主な効果と作用

  • 皮膚の血管をひろげて熱を放散させる働きや、痛みの感受性を低下させる働きがあります。
  • 熱を下げたり痛みをやわらげたりする坐薬です。

パラセタ坐剤100の用途

  • 小児科領域の解熱
  • 小児科領域の鎮痛

パラセタ坐剤100の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、血小板減少、過敏症、チアノーゼ、悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、軟便、便意

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、喘息発作、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、顆粒球減少症、間質性肺炎、咳嗽、発熱、肺音異常、間質性腎炎、急性腎障害

パラセタ坐剤100の用法・用量

  • 乳児、幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10~15mgを直腸内に挿入する
  • 投与間隔は4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、成人の用量を超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パラセタ坐剤100の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な心機能不全
    • 重篤な腎障害
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作
    • 肝障害
    • 感染症
    • 気管支喘息
    • 血液異常
    • 出血傾向
    • 心機能異常
    • 腎障害
    • 脱水症状
    • アルコール多量常飲
    • グルタチオン欠乏
    • 消耗性疾患
    • 高熱を伴う高齢者

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パラセタ坐剤100の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アセトアミノフェン 重篤な肝障害
リチウム製剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒
炭酸リチウム 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒
チアジド系薬剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿剤の作用を減弱
ヒドロクロロチアジド 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でチアジド系利尿剤の作用を減弱
エタノール摂取 肝不全
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリンカリウム 作用を増強
カルバマゼピン 肝障害
フェノバルビタール 肝障害
フェニトイン 肝障害
プリミドン 肝障害
リファンピシン類 肝障害
イソニアジド 肝障害
抗生物質 過度の体温下降
抗菌剤 過度の体温下降

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

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