処方薬
バレリンシロップ5%
後発
バレリンシロップ5%の基本情報
バレリンシロップ5%の概要
商品名 | バレリンシロップ5% |
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一般名 | バルプロ酸ナトリウムシロップ |
薬価・規格 | 6.8円 (5%1mL) |
薬の形状 |
内用薬 > 液剤 > シロップ
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製造会社 | 住友ファーマ |
ブランド | バレリン錠100mg 他 |
YJコード | 1139004Q1089 |
レセプト電算コード | 620004550 |
バレリンシロップ5%の主な効果と作用
- けいれんなどの
発作 をおさえるお薬です。 - 脳の神経の過剰な興奮をおさえる働きがあります。
- 脳内の
神経伝達物質 (γ-アミノ酪酸)の神経伝達を促す働きにより、気分を安定させます。 - おさえることのできない感情の高まりや行動をおさえるお薬です。
- 片頭痛の
発症 を防ぐお薬です。
バレリンシロップ5%の用途
バレリンシロップ5%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
頭痛、貧血、腹痛、過敏症、振戦、白血球減少、血小板凝集能低下、低フィブリノゲン血症、傾眠、不眠、失調
起こる可能性のある重大な副作用
重篤な肝障害、劇症肝炎、黄疸、脂肪肝、高アンモニア血症、意識障害、溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、顆粒球減少、重篤な血小板減少、急性膵炎、激しい腹痛、発熱、嘔気、嘔吐、膵酵素値上昇、間質性腎炎、ファンコニー症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、認知症様症状、パーキンソン様症状、脳萎縮、健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻、静止時振戦、硬直、姿勢異常、歩行異常、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム量増加、高張尿、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、呼吸困難
上記以外の副作用
眩暈、不穏、感覚変化、視覚異常、抑うつ、食欲亢進、悪心、食欲不振、胃部不快感、便秘、下痢、口内炎、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、脱毛、夜尿、頻尿、尿失禁、血尿、月経異常、月経不順、無月経、多嚢胞性卵巣、口渇、倦怠感、浮腫、鼻血、歯肉肥厚、体重増加、カルニチン減少
バレリンシロップ5%の用法・用量
- 1.各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)及びてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療:2.躁病及び躁うつ病の躁状態の治療:1日量8~24mL(バルプロ酸ナトリウムとして400~1200mg)を1日2~3回に分けて経口投与する
- 但し、年齢・症状に応じ適宜増減する
- 3.片頭痛発作の発症抑制:1日量8~16mL(バルプロ酸ナトリウムとして400~800mg)を1日2~3回に分けて経口投与する
- なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として20mL(バルプロ酸ナトリウムとして1000mg)を超えない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
バレリンシロップ5%の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
バレリンシロップ5%の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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カルバペネム系抗生物質 | てんかんの発作が再発 |
パニペネム・ベタミプロン | てんかんの発作が再発 |
メロペネム | てんかんの発作が再発 |
イミペネム・シラスタチン | てんかんの発作が再発 |
ビアペネム | てんかんの発作が再発 |
ドリペネム水和物 | てんかんの発作が再発 |
テビペネム ピボキシル | てんかんの発作が再発 |
バルビツール酸誘導体 | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強 |
フェノバルビタール | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強 |
フェニトイン | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強又は減弱 |
カルバマゼピン | バルプロ酸の作用が減弱、作用が増強又は減弱 |
エトスクシミド | 作用が増強 |
アミトリプチリン | 作用が増強 |
ノルトリプチリン | 作用が増強 |
ベンゾジアゼピン系化合物 | 作用が増強 |
ジアゼパム | 作用が増強 |
ワルファリン | 作用が増強 |
クロバザム | バルプロ酸の作用が増強 |
サリチル酸製剤 | バルプロ酸の作用が増強 |
アスピリン | バルプロ酸の作用が増強 |
エリスロマイシン | バルプロ酸の作用が増強 |
シメチジン | バルプロ酸の作用が増強 |
ラモトリギン | 消失半減期が約2倍延長 |
ロラゼパム<注射剤> | 消失半減期が延長 |
クロナゼパム | アブサンス重積<欠神発作重積> |