アレビアチン注250mgに関係する解説
ヒダントイン系抗てんかん薬
- アレビアチン注250mgは、ヒダントイン系抗てんかん薬に分類される。
- ヒダントイン系抗てんかん薬とは、脳内で興奮性シグナルとして作用するNaイオンによる神経細胞の異常な興奮を抑えることで、てんかんの発作などを抑える薬。
ヒダントイン系抗てんかん薬の代表的な商品名
- アレビアチン、ヒダントール
- ホストイン
商品名 | アレビアチン注250mg |
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一般名 | フェニトインナトリウム注射液 |
薬価・規格 | 124.0円 (5%5mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | 住友ファーマ |
ブランド | アレビアチン散10% 他 |
YJコード | 1132400A1033 |
レセプト電算コード | 620000188 |
過敏症、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、腎障害、不随意運動、猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹、巨赤芽球性貧血
中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、発熱、紅斑、水疱、びらん、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎、過敏症症候群、発疹、リンパ節腫脹、臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、SLE様症状、関節痛、肺炎、白血球減少、血小板減少、抗核抗体陽性、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、単球性白血病、溶血性貧血、赤芽球癆、劇症肝炎、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、重篤な肝機能障害、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、肺臓炎、心停止、心室細動、呼吸停止、強直発作、悪性リンパ腫、小脳萎縮、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、間質性腎炎、悪性症候群、意識障害、筋強剛、発汗、頻脈、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
蛋白尿、ジスキネジア、舞踏病アテトーゼ、アステリキシス、asterixis、ニューロパシー、注意力低下、集中力低下、反射運動能力低下、倦怠感、歯肉増殖、くる病、骨軟化症、歯牙形成不全、血清アルカリフォスファターゼ値上昇、血清カルシウム低下、血清無機リン低下、甲状腺機能検査値異常、血清T3値異常、血清T4値異常、高血糖、口渇、血管痛、血清葉酸値低下、免疫グロブリン低下、IgA低下、IgG低下
薬剤名 | 影響 |
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タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
アスナプレビル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ダクラタスビル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
マシテンタン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
エルバスビル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
グラゾプレビル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
チカグレロル | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
アルテメテル・ルメファントリン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ダルナビル・コビシスタット | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ドラビリン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
ルラシドン | 代謝が促進され血中濃度が低下 |
リルピビリン | リルピビリンの血中濃度が低下 |
リルピビリン・テノホビル ジソプロキシル・エムトリシタビン | リルピビリンの血中濃度が低下 |
リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン | リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下 |
ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド | ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下 |
ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド | ダルナビル・コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下 |
EVG・COBI・FTC・TAF<配合剤> | エルビテグラビル・コビシスタット・テノホビルアラフェナミドの血中濃度低下 |
EVG・COBI・FTC・TDF | エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が低下 |
ソホスブビル・ベルパタスビル | 血中濃度が低下 |
ソホスブビルを含む製剤 | 血中濃度が低下 |
レジパスビル/ソホスブビル配合剤 | 血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・リルピビリン | 血中濃度が低下 |
ゾニサミド | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
トピラマート | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
ボリコナゾール | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
スチリペントール | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
クロバザム | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
タクロリムス水和物 | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
テラプレビル | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
ルフィナミド | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱 |
カルバマゼピン | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱、フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
バルプロ酸 | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱、フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
ネルフィナビル | 血中濃度が低下、フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱、フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
テオフィリン | 血中濃度が低下、作用が減弱、フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
アミノフィリン製剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱、フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
アゼルニジピン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
イトラコナゾール | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
イマチニブ | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
オンダンセトロン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
キニジン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
クエチアピン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ジソピラミド | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ニソルジピン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ニフェジピン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
フェロジピン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
プラジカンテル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ベラパミル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
副腎皮質ホルモン剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
デキサメタゾン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
黄体・卵胞ホルモン剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ノルゲストレル・エチニルエストラジオール | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
PDE5阻害薬 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
タダラフィル<勃起不全・前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合> | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
シルデナフィル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
バルデナフィル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
パロキセチン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
フレカイニド | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
メキシレチン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
CYP3A及びP糖蛋白の基質となる薬剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
アピキサバン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ミラベグロン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
レンバチニブ | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
P糖蛋白の基質となる薬剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
グレカプレビル・ピブレンタスビル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
テノホビル アラフェナミドを含む製剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ニンテダニブ | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ラモトリギン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
デフェラシロクス | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
カナグリフロジン水和物 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ラルテグラビル | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
ポサコナゾール | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
シクロスポリン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
甲状腺ホルモン剤 | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
レボチロキシン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
カスポファンギン | 血中濃度が低下、作用が減弱 |
クマリン系抗凝血剤 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱、作用が増強 |
ワルファリン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状、作用が減弱、作用が増強 |
アミオダロン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
アロプリノール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
イソニアジド | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
エトスクシミド | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
オメプラゾール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
クロラムフェニコール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
ジスルフィラム | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
シメチジン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
ジルチアゼム | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
スルチアム | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
スルファメトキサゾール・トリメトプリム | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
チクロピジン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
パラアミノサリチル酸 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
フルコナゾール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
フルボキサミン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
ホスフルコナゾール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
ミコナゾール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
メチルフェニデート | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
エソメプラゾール | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
セリチニブ | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
フルオロウラシル系薬剤 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
テガフール製剤 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
ドキシフルリジン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
三環系抗うつ剤 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
イミプラミン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
四環系抗うつ剤 | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
マプロチリン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
トラゾドン | フェニトインの血中濃度が上昇、フェニトインの中毒症状 |
非脱分極性筋弛緩剤 | 作用が減弱 |
ベクロニウム | 作用が減弱 |
リファンピシン類 | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
アパルタミド | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
レテルモビル | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
ジアゾキシド | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
シスプラチン | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
ビンカアルカロイド | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
ビンクリスチン | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
シプロフロキサシン | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
ビガバトリン | フェニトインの血中濃度が低下、本剤の作用が減弱、けいれん、てんかん発作 |
イリノテカン | 活性代謝物の血中濃度が低下し作用が減弱 |
ドルテグラビル | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・ラミブジン | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
ドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン | ドルテグラビルの血中濃度が低下 |
ドキシサイクリン | 血中濃度半減期が短縮 |
アルベンダゾール | 活性代謝物の血中濃度が低下し効果が減弱 |
血糖降下剤 | 作用が減弱され高血糖 |
インスリン製剤 | 作用が減弱され高血糖 |
経口血糖降下剤 | 作用が減弱され高血糖 |
アセタゾラミド | くる病、骨軟化症 |
アセトアミノフェン | 肝機能障害 |
経腸栄養剤投与中 | 本剤の血中濃度が低下 |