処方薬
ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」
後発

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の基本情報

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の概要

商品名 ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」
一般名 ゾルピデム酒石酸塩10mg錠
薬価・規格 10.1円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 共和薬品
ブランド ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「アメル」 他
YJコード 1129009F2200
レセプト電算コード 622144201
識別コード Kw273
添付文書PDFファイル

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の主な効果と作用

  • 寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくする働きがあります。

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の用途

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

ふらつき、眠気、頭痛、残眠感、頭重感、めまい、不安、悪夢、気分高揚、白血球増多、白血球減少

起こる可能性のある重大な副作用

離脱症状、反跳性不眠、いらいら感、錯乱、一過性前向性健忘、薬物依存、精神症状、意識障害、せん妄、意識レベル低下、もうろう状態、睡眠随伴症状、夢遊症状、呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、幻覚、興奮、脱抑制

上記以外の副作用

LDH上昇、蛋白尿、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、動悸、過敏症、発疹、そう痒感、倦怠感、疲労、下肢脱力感、複視、口渇、不快感、しびれ感、振戦、口の錯感覚、食欲亢進、筋痙攣、視力障害、霧視、味覚異常、転倒、骨折、錯視、下痢

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の用法・用量

  • 通常、成人にはゾルピデム酒石酸塩として1回5~10mgを就寝直前に経口投与する
    • なお、高齢者には1回5mgから投与を開始する
  • 年齢、症状、疾患により適宜増減するが、1日10mgを超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤に対する反応には個人差がある、また、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)は用量依存的にあらわれるので、本剤を投与する場合には少量(1回5mg)から投与を開始し、やむを得ず増量する場合は観察を十分に行いながら慎重に投与すること(ただし、10mgを超えないこととし、症状の改善に伴って減量に努めること)〔1.警告の項、7.2、11.1.3参照〕
  • 7.2. 本剤を投与する場合、就寝の直前に服用させること
    • また、患者が服用して就寝後起床して活動を開始するまでに十分な睡眠時間がとれなかった場合、又は睡眠途中において一時的に起床して仕事等を行った場合などにおいて健忘があらわれたとの報告があるので、薬効が消失する前に活動を開始する可能性があるときは服用させないこと〔1.警告の項、7.1、11.1.3参照〕
  • 7.3. 高齢者に投与する場合、少量(1回5mg)から投与を開始し、1回10mgを超えないこと〔9.8高齢者の項、16.6.3参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 重篤な肝障害
    • 睡眠随伴症状として異常行動
    • 夢遊症状として異常行動
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 脳器質的障害
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
    • 統合失調症に伴う不眠症
    • 睡眠途中において一時的に起床して仕事等を行った
    • 服用して就寝後起床して活動を開始するまでに十分な睡眠時間がとれなかった
    • 躁うつ病に伴う不眠症
    • 肝障害<重篤な肝障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
麻酔剤 呼吸抑制
中枢抑制剤 相互に中枢神経抑制作用が増強
フェノチアジン系薬剤 相互に中枢神経抑制作用が増強
バルビツール酸誘導体 相互に中枢神経抑制作用が増強
エタノール摂取 精神機能・知覚・運動機能等の低下が増強
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」と主成分が同じ薬

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ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」に関係する解説

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)

  • ゾルピデム酒石酸塩錠10mg「アメル」は、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)に分類される。
  • 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)とは、脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)の代表的な商品名

  • アモバン
  • マイスリー
  • ルネスタ
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