処方薬
セディール錠10mg
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セディール錠10mgの基本情報

セディール錠10mgの概要

商品名 セディール錠10mg
一般名 タンドスピロンクエン酸塩錠
薬価・規格 17.2円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 住友ファーマ
ブランド セディール錠5mg 他
YJコード 1129008F2035
レセプト電算コード 620005022
識別コード @044
添付文書PDFファイル

セディール錠10mgの主な効果と作用

  • 気持ちを落ち着かせる働きがあります。
  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくするお薬です。
  • 不安や緊張などの精神の不安定な状態をおさえる働きがあります。

セディール錠10mgの用途

セディール錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、眠気、めまい、ふらつき、頭痛、頭重、不眠、動悸、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

黄疸、セロトニン症候群、興奮、ミオクロヌス、発汗、振戦、発熱、悪性症候群、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、頻脈、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、肝機能障害、ALP上昇

上記以外の副作用

食欲不振、口渇、腹部不快感、便秘、倦怠感、脱力感、気分不快、四肢のしびれ、目のかすみ、悪夢、浮腫、CK上昇、パーキンソン様症状、胸内苦悶、嘔吐、胃痛、胃もたれ、腹部膨満感、下痢、過敏症、発疹、じん麻疹、そう痒感、悪寒、ほてり、顔面紅潮、灼熱感、多汗、寝汗、BUN上昇、尿中NAG上昇、好酸球増加

セディール錠10mgの用法・用量

  • 通常、成人にはタンドスピロンクエン酸塩として1日30mgを3回に分け経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減するが、1日60mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セディール錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セディール錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗精神病薬 悪性症候群、発熱、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、発汗、頻脈、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
抗うつ剤 悪性症候群、発熱、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、発汗、頻脈、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下
ブチロフェノン系製剤 錐体外路症状を増強
ハロペリドール 錐体外路症状を増強
ブロムペリドール 錐体外路症状を増強
スピペロン 錐体外路症状を増強
カルシウム拮抗剤 降圧作用を増強
ニカルジピン 降圧作用を増強
アムロジピン 降圧作用を増強
ニフェジピン 降圧作用を増強
セロトニン再取り込み阻害作用を有する薬剤 セロトニン症候群
フルボキサミン セロトニン症候群
パロキセチン セロトニン症候群
ミルナシプラン セロトニン症候群
トラゾドン セロトニン症候群

セディール錠10mgと主成分が同じ薬

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    薬価 17.2円 (10mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
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セディール錠10mgに関係する解説

セロトニン作動性抗不安薬(タンドスピロン)

  • セディール錠10mgは、セロトニン作動性抗不安薬(タンドスピロン)に分類される。
  • セロトニン作動性抗不安薬(タンドスピロン)とは、脳内の神経伝達物質セロトニンの働きを調整し、抗不安作用などによって心身症などの不安、抑うつ、睡眠障害などを和らげる薬。

セロトニン作動性抗不安薬(タンドスピロン)の代表的な商品名

  • セディール
セロトニン作動性抗不安薬(タンドスピロン)についての詳しい解説を見る