処方薬
トリクロリールシロップ10%

トリクロリールシロップ10%の基本情報

トリクロリールシロップ10%の概要

商品名 トリクロリールシロップ10%
一般名 トリクロホスナトリウムシロップ
薬価・規格 10.2円 (10%1mL)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > シロップ
内用薬 > 液剤 > シロップのアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
YJコード 1129004Q1031
レセプト電算コード 620006049
添付文書PDFファイル

トリクロリールシロップ10%の主な効果と作用

  • 不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくするお薬です。

トリクロリールシロップ10%の用途

  • 不眠症
  • 心電図検査の睡眠
  • 脳波検査の睡眠

トリクロリールシロップ10%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、紅斑、水疱、固定薬疹、発熱、徐脈、AST上昇、ALT上昇、好酸球増多、白血球減少

起こる可能性のある重大な副作用

無呼吸、呼吸抑制、心肺停止、ショック、アナフィラキシー、そう痒感、浮腫、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼ、薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不安、離脱症状

上記以外の副作用

悪心、嘔吐、鼓腸、胃痛、頭痛、めまい、ふらつき、運動失調、興奮、抑うつ、構音障害、覚醒遅延、尿量減少、ケトン尿症

トリクロリールシロップ10%の用法・用量

  • トリクロホスナトリウムとして、通常成人1回1~2gを就寝前又は検査前に経口投与する
  • 幼小児は年齢により適宜減量する
    • なお、患者の年齢及び状態、目的等を考慮して、20~80mg/kgを標準とし、総量2gを超えないようにする
  • (用法及び用量に関連する注意)患者の年齢及び状態、目的等を考慮した体重あたりの製剤1回量は次のとおりである
    • なお、体重25kg未満の患者においては、総量として体重に80mg/kgを乗じた量を超えないこと
  • 1). 体重5kg:トリクロホスナトリウム100~400mg、トリクロリールシロップ10%1~4mL
  • 2). 体重10kg:トリクロホスナトリウム200~800mg、トリクロリールシロップ10%2~8mL
  • 3). 体重15kg:トリクロホスナトリウム300~1200mg、トリクロリールシロップ10%3~12mL
  • 4). 体重20kg:トリクロホスナトリウム400~1600mg、トリクロリールシロップ10%4~16mL
  • 5). 体重25kg:トリクロホスナトリウム500~2000mg、*トリクロリールシロップ10%5~20mL
  • 6). 体重30kg:トリクロホスナトリウム600~2000mg、*トリクロリールシロップ10%6~20mL
  • *本剤の総量は20mLを超えないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

トリクロリールシロップ10%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

トリクロリールシロップ10%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
中枢抑制剤 作用を増強
フェノチアジン系薬剤 作用を増強
バルビツール酸誘導体 作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 作用を増強
エタノール摂取 作用を増強
クマリン系抗凝血剤 作用を増強
ワルファリン 作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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